大人気映画『ハリー・ポッター』(以下『ハリポタ』)シリーズで主人公ハリーの親友ロンを演じていたルパート・グリントが、俳優を辞めることを考えていたと明かしている。米HELLO GIGGLESが報じた。
米Entertainment Weeklyのインタビューに応えたルパートが、『ハリポタ』の撮影が終わった時に、俳優を続けるどうか悩んでいたことを打ち明けた。
「演技を始めた時、俳優業は僕が熱望したことではなかった。学校の演劇で演技をしていた程度だったし、心から夢見ていたことじゃなかったんだ。始めたら夢中になったけど、"これが本当にやりたいことなのか?"って考えたのは確かだ。演技の世界を少しは経験したかったけど、(子ども時代に)多くのことを経験できずに終わってしまったように感じた。幼い頃から大人に囲まれた環境にずっといたから、少し業界から離れて、何事にも責任を負わずに少し自由でいられたのは良かったよ」と語っている。
そしてルパートは、『ハリポタ』の共演者だったダニエル・ラドクリフ(ハリー役)、エマ・ワトソン(ハーマイオニー役)、マシュー・ルイス(ネヴィル役)らとコミュニケーションアプリWhatsAppで連絡を取り続けているのだとか。そのことについては、「僕たちは奇妙な子ども時代と変わった経験を共有して、その事実はこれからも変わらないし、お互いに支え合っていくよ」とも述べている。
一度は俳優を辞めることを考えたというルパートは、映画『スナッチ』をTVシリーズ化した『Snatch(原題)』に出演中。そして、英コメディドラマ『Sick Note(原題)』にも主演し、こちらは今年中の放送を予定している。(海外ドラマNAVI)
Photo:ルパート・グリント
(C)Thomas Lau/www.HollywoodNewsWire.net