大人気ドラマ『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』(以下『ビバヒル』)のディラン役で知られるルーク・ペリーが、癌の恐怖と闘っていたことが明らかとなった。米Peopleなどが報じている。
2015年に、結腸直腸癌と闘う団体「Fight Colorectal Cancer」のキャンペーンの一環として、ルークが大腸内視鏡検査を受けたところ、前癌状態の腫瘍が発見されたのだという。その後、悪性になる可能性がある腫瘍を手術で取り除いた彼は、「現在、検査を受けるべき2300万人のアメリカ人が検診を受けずにいる。もし検査が遅れていたら、私の場合も違うシナリオになっていたかもしれない」とコメントし、検査を受ける重要性を説いている。
ルークが同団体に関わるようになったのは、友人を結腸直腸癌で亡くし、幼なじみのチャド・シュラックさんの妻が同じ病気にかかったからなのだとか。「チャドに何かを頼まれて、僕が助けの手を差し伸べないなんてことは考えられないから団体に携わるようになったんだ。結腸直腸癌に関する統計やどれだけ検知しやすいか、放っておいたらどれだけ危険かなどを知って驚きを隠せなかった。人々には進んで検診を受けて情報を得てもらいたいと思う。大腸内視鏡検査を受ければ大勢の命が救われるけど、行動しないことにはどうにもならないからね」と自らの経験をもとに語った。
癌といえば、2015年2月に『ビバヒル』共演者のシャナン・ドハティが乳癌を発症し、続けていた抗ガン剤治療が2016年10月にひと段落着いたと報じられている。
最近のルークは米CWのドラマ『リバーデイル』に出演中。同シリーズはシーズン2への更新が決定したばかりだ。(海外ドラマNAVI)
Photo:ルーク・ペリー
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