最新シーズンへ向けてレッツ予習!『プリズン・ブレイク』主要キャラクター紹介

いよいよ4月に復活する大ヒットシリーズ『プリズン・ブレイク』。手に汗握るスリリングな脱獄劇にどハマりした人も多かったと思うが、番組がスタートしたのはもう10年以上も前のこと。そこで最新作スタート前に主要な登場人物をおさらいしておこう!

マイケル・スコフィールド(ウェントワース・ミラー)
IQ200近い頭脳を持つ元建築技師。無実の罪で死刑判決を受けた兄リンカーンを救うため、銀行強盗をしてわざと捕まり、フォックス・リバー刑務所に潜入した。刑務所の設計図を全身に入れ墨している。脱獄計画を進めるため、刑務所の医師サラ・タンクレディに近づくが、やがて本当の恋に落ちる。脱獄成功後は、逃亡しながら同じ刑務所の囚人チャールズがかつて隠した500万ドルを探す一方、兄の無実を明らかにしようとするも、パナマの刑務所SONAに収監され、再び脱獄することに。SONA脱獄後は、自分たちを追い詰めた"組織"を倒すためにスキュラと呼ばれる機密情報を追う。

リンカーン・バロウズ(ドミニク・パーセル)
マイケルの兄。キャロライン・レイノルズ副大統領の弟ステッドマンを殺害した罪で死刑判決を受け、フォックス・リバー刑務所に収監される。実際には殺害を依頼されたが実行はしていない。喧嘩っ早く気性は荒いが家族の事は大事に思っており、ティーンエイジャーの息子LJの事を気にかけている。マイケルとともに脱獄後、陰謀に巻き込まれた息子LJを救うために弟とは一時別行動を取る。ケラーマンの証言で無実の罪が明らかになるが、今度はマイケルがSONAに収監されてしまい、彼を救うために奔走する。

サラ・タンクレディ(サラ・ウェイン・キャリーズ)
フォックス・リバー刑務所の医師。マイケルの診察を担当する中で次第に彼に惹かれ、脱獄に手を貸してしまう。それを悔やんで自殺を図るも未遂に終わる。州知事である父が"組織"に殺害されたり、自身も誘拐されて拷問されたりと、マイケルとの出会いによって人生が大きく変わっていく。マイケルとは最終的に結婚するが、殺人容疑で女子刑務所に収監されてしまう。

フェルナンド・スクレ(アマウリー・ノラスコ)
マイケルの同房となった囚人。強盗で5年の刑に服している。恋人のことを何よりも大事にしており、マイケルの脱獄計画を知った当初は巻き込まれるのを恐れて拒絶するも、最終的には恋人のために脱獄。基本的に人懐っこく義理堅い人物。マイケルがSONAに収監されると、彼を助けるためSONAに職を得て潜入するが、その素性がバレてしまい、マイケルたちが脱獄後にSONAに収監されてしまう。最終的にはマイケルたちとともにスキュラを探すメンバーに。

セオドア・バグウェル/ティーバッグ(ロバート・ネッパー)
レイプと殺人で終身刑となっている囚人。非常にサディスティックで目的のためには手段を選ばない狡猾な危険人物。お気に入りの若い囚人を無理やり"恋人"にし、マイケルのこともかわいこちゃんと呼んで目をつける。マイケルの脱獄計画を聞きつけ強引に参加。脱獄後はマイケルらを裏切り500万ドルを手に入れようとするも、結局再逮捕されSONAに送られる。SONAのボスを陥れ刑務所内の実権を握っていたが、脱獄したマイケルに復讐を誓い、"組織"と手を組むことに。

ベンジャミン・マイルズ・フランクリン/シーノート(ロックモンド・ダンバー)
刑務所内の調達係となっている元陸軍軍人。かつて軍の不正を知り公表しようとしたために不名誉除隊となり、止むを得ず犯罪に手を染めた。フォックス・リバーに収監されてからも家族にはイラクに駐留していると嘘をつき続けており、マイケルの脱獄計画を知り、家族のために無理やり計画に加わった。脱獄後も家族のために500万ドルを手に入れようとする。

ブラッド・ベリック(ウェイド・ウィリアムズ)
フォックス・リバー刑務所の刑務長。その立場を利用し、囚人たちから金を巻き上げ、虐待を行うなど非道の限りを尽くす。マイケルが収監された時から彼に目をつけ、彼の行動に目を光らせる。マイケルたちの脱獄後、不正が発覚し刑務所をクビになってしまう。報奨金目当てにマイケルたちを追いパナマまで追ってくるが、SONAに入れられ、犯罪者に落ちぶれる。

リンカーン・バローズ・ジュニア/LJ(マーシャル・オールマン)
リンカーンの一人息子。母親と再婚相手の義父と暮らしているがうまくいっていない。成績優秀な優等生だったが、父が殺人犯となって以降は問題を起こすようになり、麻薬の運び屋など悪事に手を染めるように。リンカーンに対しても反抗的だったが、無実と知り和解する。

ポール・ケラーマン(ポール・アデルスタイン)
レイノルズ副大統領付きのシークレット・サービス。彼女のために多くの悪事に手を染め、リンカーンを殺人犯に陥れた。レイノルズ副大統領の命令には絶対忠実で、目的のためにサラを拷問にかけるなどの非情さを見せたが、副大統領に裏切られたと知ってマイケルに手を貸すようになる。

アレクサンダー・マホーン(ウィリアム・フィクナー)
フォックス・リバーを脱獄したマイケルたちを追うFBI捜査官。非常に有能な人物だが、かつて追っていた犯罪者を殺害して以来、幻覚に悩まされ精神安定剤を常用している。実は"組織"の手先としてマイケルたちの殺害を命令されていたが、結局は犯罪者としてSONAに送られる。薬欲しさにマイケルの脱獄に手を貸し、脱獄後は"組織"と対決する。

ここで紹介した登場人物以外にも、かなり個性の強いキャラクターが多い『プリズン・ブレイク』。実は海外ドラマでお馴染みの俳優たちが多く出演しているのも見どころの一つ。リンカーンの恋人ベロニカを演じる『メンタリスト』のロビン・タニー、フォックス・リバーの囚人ヘイワイヤー役で強烈なインパクトを残す『GRIMM/グリム』のサイラス・ウェイア・ミッチェル(ちなみに『GRIMM』の共演者レジー・リーも"組織"の手先キム役で登場)のほか、フォックス・リバーの看守役に『ウォーキング・デッド』のマイケル・カドリッツ、リンカーンとマイケルの父アルドを演じるのは『Major Crimes ~重大犯罪課』のトニー・デニソン、副大統領の弟ステッドマンを演じる『スキャンダル』のジェフ・ペリーなどなど、こんなところにアノ人が!というキャストが続々登場。最新作を前に復習しながら、ゲストで登場する意外なキャストもチェックしてみるとよりいっそう楽しめるはずだ。

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