『ザ・ラストシップ』、エリック・デインのうつ病治療のため撮影一時中断

『トランスフォーマー』シリーズのマイケル・ベイ製作総指揮によるアクションドラマ『ザ・ラストシップ』。米TNTでトップの人気を誇るドラマだが、主人公トムを演じるエリック・デインがうつ病の治療に専念するため、一時撮影を中断することになった。米Deadlineが報じている。

昨年、TNTは本作のシーズン4&5への更新を発表し、それぞれ全10話構成になることが決定していた。シーズン4の撮影はすでに終了しているが、来年夏に放送予定のシーズン5に影響することになりそうだ。

エリックの代理人は声明で「エリックは個人的な問題に向き合うため、休暇を取ることになりました。彼はうつ病に苦しんでおり、数週間の休みを求めたのです。製作サイドは寛大にその申請を認めてくれました。彼は復帰する日を楽しみにしています」と述べている。

1988年に出版されたウィリアム・ブリンクリーのベストセラー小説を、『ザ・ロック』『アルマゲドン』など数々のアクション大作映画でメガホンを取ってきたベイが初めて手掛けたこのTVシリーズは、アメリカ海軍が誇る最新鋭ミサイル駆逐艦、アーレイ・バーク級DDG-151「ネイサン・ジェームズ」を舞台に、水上戦・対空戦・艦内での戦闘・上陸部隊による地上戦が描かれるミリタリーアクション。同局のドラマの中で最も人気の高い作品の一つで、各回の平均視聴数は710万人を超える。(海外ドラマNAVI)

Photo:エリック・デイン
(C)Megumi Torii / www.HollywoodNewsWire.net