『ゲーム・オブ・スローンズ』『SHERLOCK』のあの人も話題のSFアンソロジードラマに出演!

大ヒットドラマ『ブレイキング・バッド』に主演したブライアン・クランストンの出演・製作による、米Amazonの新作SFアンソロジードラマ『Electric Dreams: The World of Philip K. Dick(原題)』。当サイトでたびたび取り上げてきた同作に、大河ファンタジー『ゲーム・オブ・スローンズ』のロブ・スターク役で知られるリチャード・マッデン、『SHERLOCK/シャーロック』でアイリーン・アドラーを演じたララ・パルヴァーが出演することが明らかとなった。米TV Lineなどが報じている。

本作は、米SF作家フィリップ・K・ディックの予言的な未来像や彼の作品を描くシリーズで、一話完結で10話構成のアンソロジーとなる。ディックは「トータル・リコール」「マイノリティ・リポート」といった作品の多くが映画化されていることでも知られている作家だ。

リチャードが出演するのは、最新技術が存在しない世界が舞台となる「The Hood Maker」と題されたエピソード。その世界では、遠距離によるコミュニケーションはミュータントのテレパシーのみに頼っていたが、テレパシーが思わぬ障害を生み出すことがあり、人々は正体不明のテレパシーを防ぐ覆面を使用するようになる。そこで、複雑な過去を持つ二人の捜査官が、謎の覆面の捜査に当たるが...というストーリー。リチャードは捜査官の一人ロスを演じ、ホリデイ・グレインジャー(『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』)、アニーカ・ローズ(『犯罪捜査官アナ・トラヴィス』)と共演。同エピソードで脚本を担うのはマシュー・グレアム(『ボーンキッカーズ』シリーズ)。

一方のララが出演するのは、未来が舞台の「Real Life」というエピソードになるようだ。女性警官のサラ(『トゥルーブラッド』のアンナ・パキン)はゲームデザイナーのジョージ(『Empire 野望の代償』のテレンス・ハワード)と脳を共有しており、二人は殺人犯を追う中で奇妙なつながりを持つようになるという内容だ。ララの役柄については明かされていない。脚本はロジャー・D・ムーア(『アウトランダー』)が執筆し、メガホンを取るのはジェフリー・ライナー(『アフェア 情事の行方』)。

このほかのエピソードにも、スティーヴ・ブシェミ(『ボードウォーク・エンパイア』)、ミレイユ・イーノス(『THE KILLING』)、グレッグ・キニア(『ケネディ家の人々』)といった豪華キャストが名を連ねている。(海外ドラマNAVI)

Photo:
リチャード・マッデン (C) Izumi Hasegawa/HollywoodNewsWire.net
ララ・パルヴァー (C) Megumi Torii/www.HollywoodNewsWire.net