『光をくれた人』デレク・シアンフランス監督作で共演者同士が恋に落ちるのは必然だった!?

孤島で暮らす夫婦に訪れる幸福と痛みを繊細に描いた映画『光をくれた人』が、5月26日(金)よりTOHOシネマズで全国公開される。本作は、主演二人の豪華さもさることながら、彼らが共演をきっかけに交際をスタートさせたことでも話題となっている。

その二人とは、『それでも夜は明ける』『スティーブ・ジョブズ』でアカデミー賞に2度ノミネートされているマイケル・ファスベンダーと、『リリーのすべて』でアカデミー賞助演女優賞に輝いたアリシア・ヴィキャンデル。わずかなキャストとスタッフだけで人里離れたロケ地で共同生活を行い、徹底的にリアリティを追求していくうちに恋に落ちたようだ。現場から離れた後も二人でディナーを楽しむなど、良い関係が続いていることが報道されている。

愛のキューピッドとなったのは、『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』でもライアン・ゴズリングとエヴァ・メンデスを引き合わせた監督のデレク・シアンフランス。本作でもキャスティング当初から、マイケルとアリシアの相性が良いと直感的に見抜いていたようで「マイケルという時代を代表する名優の一人と、アリシアというサラブレッドが揃った。二人が互いに刺激し合っているのを、監督として見られたのは光栄だった。感情的にも精神的にも極限まで突き詰めてくれたからね。彼らはこの映画に魂を捧げてくれたのさ」と撮影現場を振り返った。

戦争の傷跡で心を閉ざし、オーストラリアの孤島で灯台守となったトムだが、美しく快活なイザベルに再び生きる力を与えられる。二人は結ばれて孤島で幸福に暮らすが、たび重なる流産はイザベルの心を傷つける。ある日、島にボートが流れ着き、そこに乗っていたのは見知らぬ男の死体と泣き叫ぶ女の赤ん坊。赤ん坊を自分たちの娘として育てたいというイザベルの願いを、過ちと知りつつも受け入れるトム。4年後、愛らしく育った娘と幸せに暮らす彼らの前に、偶然にも娘の生みの母親が現れて──。

英Guardian紙から「ティッシュメーカーの株価が上がるほど観客は泣くに違いない」とまで称された、胸を締めつけるラブストーリー映画『光をくれた人』は、5月26日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか、全国で公開される。(海外ドラマNAVI)

Photo:『光をくれた人』
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