『ブリジット・ジョーンズの日記』ヒュー・グラント、英国政治家の実話スキャンダルドラマに出演!

大人気コメディ映画『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズや『アバウト・ア・ボーイ』で知られるヒュー・グラントが、英国政治家が起こしたスキャンダルを元にしたドラマ『A Very English Scandal(原題)』に出演することが明らかとなった。米Deadlineなどが報じている。

英BBC One製作の本作でヒューが演じるのは、1967年に自由党党首に選出された政治家ジェレミー・ソープ。同性愛が合法化される直前だった当時、ソープはノーマン・スコットという男性と関係を持ち、その秘密を守ることと引き換えにノーマンに金銭を要求されていた。その後、ソープはノーマン殺人未遂の嫌疑をかけられ、1976年に党首を辞任。のちに裁判で無罪を勝ち取ったが、英国政治家として初めて起訴された人物として知られている。

3部構成となる本作でメガホンを取るのは、『マイ・ビューティフル・ランドレット』『クィーン』などで知られるスティーヴン・フリアーズ監督。『ドクター・フー』で脚本と製作総指揮を担ったラッセル・T・デイヴィースが脚本を手掛け、製作総指揮に名を連ねるのは、グレアム・ブロードベント(『ライオット・クラブ』)、ピーター・チャーニン(『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』)、ドミニク・トレッドウェル=コリンズ(『EastEnders』)、ルーシー・リッチャー(『THE HOUR 裏切りのニュース』)。

ヒューが英TVドラマに出演するのは、1991~1993年に放送されたドラマシリーズ『Performance(原題)』以来、実に24年ぶりとなる。彼が複雑な状況下に置かれた実在の政治家を、どのように演じるのか楽しみだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:ヒュー・グラント
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