『ジーサンズ  はじめての強盗』みんなメロメロ、ジョーイ・キングの魅力

年金打ち切りというかたちで40年以上も真面目にコツコツと働いた会社から見放された挙句、銀行からも冷たくあしらわれ、まさに"一寸先は闇"状態のジーサン3人組、ウィリー(モーガン・フリーマン)、ジョー(マイケル・ケイン)、アル(アラン・アーキン)。彼らが思いついたのは、なんと銀行強盗だった!? そんな痛快コメディ『ジーサンズ はじめての強盗』が6月24日(土)より公開となるが、本作に出演する期待の若手女優ジョーイ・キングに注目してみよう。

ジーサンズの一人、ジョーを演じるマイケルの孫・ブルックリンを演じるジョーイ。『オズ はじまりの戦い』で注目をあつめ、大ヒットヤングアダルト小説「The Kissing Booth」の映画版の主演にも抜擢され、一際活躍が期待されている。マイケルは本作で、彼女と学校からの行き帰りを共にするほどの孫バカっぷりを見せている。聡明で賢く、明るいブルックリンにもうメロメロ。二人は『ダークナイト ライジング』以来、2度目の共演だが、家族思いなマイケルの血をそのまま受け継いだような少女を好演。

また、監督のザック・ブラフは、「この役はもっと年下で、男の子として書かれていたんですが、元気いっぱいの十代の少女と、彼女においていかれまいと頑張る祖父の関係が描けたら面白いんじゃないかと思ったんです。それで、ジョーイを念頭に脚本を書き直してしてもらいました。私が初めて彼女を見たのは『オズ はじまりの戦い』で、この子には特別な何かがあると思ったんです。そして、『WISH I WAS HERE/僕らのいる場所』で起用しました。ものすごい女優ですよ!」と、ジョーイについて太鼓判を押している。

マイケル演じるジョーとの関係についてジョーイは「ジョーとブルックリンには愛情あふれる素晴らしい絆があるんです。二人はおじいちゃんと孫というよりは、親友同士みたいでいつも色々と議論しているんです。その仲の良さはとてもスイートなの。ジョーはブルックリンの頭の良さがとても自慢で、彼女の将来を考えてくれています。そして、ブルックリンはジョーの面白いところや若々しいところを引き出している。それにお互いを守っているんです」と説明している。

アカデミー賞受賞歴のある実力派俳優3人がジーサンを演じる『ジーサンズ はじめての強盗』は6月24日(土)、新宿ピカデリーほか全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ジーサンズ はじめての強盗』
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