ジェイミー・フォックス、難民の子どもたちをテーマにしたドラマを制作

『ジャンゴ 繋がれざる者』や『Ray/レイ』などで数々の映画で有名なオスカー俳優、ジェイミー・フォックスが、難民の子どもたちを題材にしたドラマに製作総指揮として参加することが明らかになった。米Deadlineらが報じている。

『The Displaced(原題)』というこのドラマは、2015年冬にニューヨーク・タイムズ紙がバーチャル・リアリティーのドキュメンタリー映画として発表した作品が元になっている。今回、Amazonオリジナルシリーズ『ゼルダ~すべての始まり~』を手掛けているKiller Content が、ニューヨーク・タイムズから同作の権利を得て、ドラマ化することになった。

今年の夏に製作スタートが予定されている『The Displaced』は、南スーダン出身の9歳の少年チュオル、ウクライナ出身で11歳の少年オレグ、そしてシリア出身で12歳の少女ハンナの3人が戦争から逃れ、トラウマを抱えながら難民として自由を手に入れる物語だ。『アドミッション―親たちの入学試験―』を手掛けたカレン・クロナーが脚本を担当する。

また同作は、戦争のまき沿いになった子どもたちに、教育や訓練、また法的援助などのサポートをするアメリカの非営利団体War Child USAと提携している。更に同作制作のニュースが報道された6月20日(火)は、世界難民の日であり、本作のテーマに沿った発表にふさわしい日となった。

ジェイミーは、2017年から2018年にかけて、アクション犯罪映画『Sleepless(原題)』と『Baby Driver(原題)』、ロビン・フッドの活躍を描く『Robin Hood(原題)』の3作品が待機中。(海外ドラマNAVI)

Photo:ジェイミー・フォックス
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