1978年に公開され、以降シリーズ化したホラーサスペンス映画『ハロウィン』を大ヒットに導いたジョン・カーペンター監督が、米Syfyの新作アンソロジーシリーズを手掛けることが分かった。
米The Hollywood Reporterによると、カーペンター監督は製作会社のユニバーサル・ケーブル・プロダクション(以下UCP)と契約を結び、Syfyの新作アンソロジーシリーズ『Tales for a Halloween Night(原題)』を製作するという。カーペンター監督の妻であるサンディ・キングが共同で製作総指揮を務める。
本作は、カーペンター監督が映画や小説、コミックなどから墓地や沈没船、幽霊などをテーマにしたホラーストーリーを集めた単行本漫画を原作とし、現在は脚本家を探している段階だという。
さらに、カーペンター監督とUCPは米The New York Timesのベストセラー作家サイモン・R・グリーン著の文学シリーズを基にした『Nightside(原題)』の企画も進めているようだ。米MTVのホラーシリーズ『スクリーム』を手がけたジル・ブロートヴォーゲルが脚本&製作総指揮を務めるが、放送局は未定である。
カーペンター監督は「UCPと組んでこのテレビの冒険ができることにとても興奮しているよ。それにこれは、大好きな思い出がある世界観への帰還でもあり、プログラミングにおける偉大な新しいクリエイティブ・パートナーとの将来に向けた一歩だ」と、制作に向けて意欲にあふれたコメントをしている。(海外ドラマNAVI)
Photo:ジョン・カーペンター監督
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