米CBSが、リドリー・スコット監督(『エイリアン』)とウィル・フェレル(『奥様は魔女』)がそれぞれ手掛ける2作品を発注したことが明らかとなった。米Varietyが報じている。
スコット監督が手掛ける『Strange Angel(原題)』は、ジョージ・ペンドルによる同名小説のドラマシリーズ化。主人公は、1952年に実験中の爆発事故で亡くなった実在のロケット工学者ジャック・パーソンズをモデルにしている。表向きは工学者で通っていたジャックだが、裏の顔は熱心なオカルト主義として知られ、当時は黒魔術と誤解されていた東方聖堂騎士団に属していた人物だ。
スコット監督は、クレイエイターも兼任するマーク・ヘイマン(『ブラック・スワン』)とデイヴ・ディジリオ(『南極物語』)、デヴィッド・W・ザッカー(『高い城の男』)と共に製作総指揮を務める。
そして、ウィルが製作総指揮を務める『No Activity(原題)』はオーストラリアのTVシリーズのリメイクで、巨大ドラッグ組織撲滅に関わる人々を描く作品。車の張り込みで一緒の時間を過ごしすぎた出来の悪い刑事コンビと、謎に包まれた二人の犯罪者、ソリが合わない派遣労働者二人組と、狭いスペースでトンネルを掘るメキシコ人コンビによるドタバタコメディになるようだ。
ウィルの他には、アダム・マッケイ(『アントマン』)とパトリック・ブラモール(『グリッチ』)、トレント・オドネル(『New Girl ~ダサかわ女子と三銃士』)らが製作総指揮に名を連ねている。(海外ドラマNAVI)
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リドリー・スコット(C)Megumi Torii/www.HollywoodNewsWire.net
ウィル・フェレル(C)Kazuki Hirata/www.HollywoodNewsWire.net