『ウエストワールド』、『パーソン・オブ・インタレスト』、『LOST』など数々のドラマだけでなく、『スタートレックBEYOND』、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』などの映画でも知られるヒット・メーカー、J・J・エイブラムスが、低予算ホラー映画の巨匠、ラリー・コーエン(『悪魔の赤ちゃん』)とタッグを組み、アンソロジーシリーズを制作することが明らかになった。英denofgeekが報じている。
元々エイブラムスは監督のファンとして有名でコーエン監督のキャリアを賞賛するドキュメンタリー映画『King Cohen: The Wild World of Filmmaker Larry Cohen(原題)』にも出演したほど。コーエン監督は、この新作について、以下のようにコメントを発表している。「私のファンでもあるJ・J・エイブラムスと彼のプロダクション、バッド・ロボット社とともに、ケーブル局用のシリーズを製作しているところだ。全10話各1時間のラリー・コーエン・スリラーになる予定だよ。既に2シーズン分の脚本ができあがっており、撮影を開始できる状態だ。それが実現したら、新たしいルネッサンスの幕開けになるだろう。いくつかのエピソードの監督もすると思うよ」
もうじき80歳を迎えようとするコーエン監督も、天才クリエイター、エイブラムスとのコラボで期待が膨らんでいるようだ。意外組み合わせとも思える二人の新作がどのようなものになるのか、詳細を待ちたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:J・J・エイブラムス
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