【ネタばれ】『ゲーム・オブ・スローンズ』出演者、第七章最終話でカットされたシーンを明かす

先日ついに『ゲーム・オブ・スローンズ 第七章:氷と炎の歌』の最終話「竜と狼」が放送されたが、同エピソードの中で、撮影したにもかかわらず、放送時にカットされてしまった部分の全貌が明らかになった。米Varietyが報じている。

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(※本記事は『ゲーム・オブ・スローンズ 第七章』最終話のネタばれを含みますのでご注意ください)

第七章では、サンサ(ソフィー・ターナー)とアリア(メイジー・ウィリアムズ)が感動の再会を果たしながらも、ピーター・ベイリッシュ、通称リトルフィンガー(エイダン・ギレン)の計略によって次第に険悪な仲となり、最終的にはサンサが、アリアは自分の命を狙っているのではないかと恐れるようになる過程が描かれた。そして、そのクライマックスとして、アリアがウィンターフェル城の大広間に呼び出される。

ブラン・スタークを演じているアイザック・ヘンプステッド・ライトは同誌のインタビューで、この大広間のシーンの前に、サンサが"三つ目の鴉"となったブランと話を交わすシーンがあったことを明かしている。

「実は、サンサがブランの部屋の扉をノックして"あなたの助けが必要なの"と言う短いシーンを撮影していたんだ。きっとサンサは、妹(アリア)を殺す前に、広大な範囲をカバーする監視カメラみたいなブランから、話を聞いておいたほうがいいと気付いたんだろうね。知っておくべきことをブランから洗いざらい聞いたサンサは、"ああ、なんてこと"と、びっくりしたわけさ」

つまり、多くを見通す力を持つブランから話を聞いたサンサは、父ネッドの投獄や処刑をはじめとする、リトルフィンガーの陰謀、裏切りや殺人の数々を全て知ることになった、というのがアイザックの解釈のようだ。

もちろん、このサンサとブランの短い会話を放送していたら、スターク家と北方に害を及ぼす存在として裁かれるのはアリアではなく、リトルフィンガーだった、という大広間でのシーンの衝撃は半減していたかもしれない。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ゲーム・オブ・スローンズ 第七章:氷と炎の歌』
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