『スター・トレック』シリーズのジェームス・T・カーク役や『ワンダーウーマン』でガル・ガドットの相手であるスティーブ・トレバー役などで知られるクリス・パインが、Huluオジリナルドラマに出演することが明らかになった。米Deadlineらが報じている。
この新作は、ジョン・F・ケネディの弟であるロバート・F・ケネディを題材にしたもので、クリスはロバートを演じる。タイトル未定の同作は、アメリカ人作家ラリー・タイが2016年に発表し、ベストセラーになった政治伝記文学「Bobby Kennedy:The Making of a Liberal Icon(原題)」を元に、トッド・A・ケスラー(『ブラッドライン』『ダメージ』)が製作総指揮を務めるリミテッド・シリーズ。主演のクリス、原作者のタイも同役職に名を連ねている。
兄ジョンの政権下で司法長官を務めた弟のロバートの生涯を綴ったこの伝記は、妻のエセル・スカケル・ケネディをはじめ、親しい関係者のよる100以上ものインタビューや、未公開の回想録、未公開の政府関係のファイルや40年もの間保管されていたケネディ一家の資料などに基づいて著された。
ボビー・ケネディの愛称で親しまれた彼は、無鉄砲かつ、シニカルなホワイト・ハウスの内部者であり、かつロマンティックな一面を持つ人物として描かれている。
Huluといえば、J・J・エイブラムスとスティーヴン・キングらによる、ジョン・F・ケネディの暗殺事件を題材にした大ヒットドラマ『11/22/63』があるが、再びケネディ一家に焦点を当てたこの新作にも期待したい。(海外ドラマNAVI)
Photo:クリス・パイン
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