どんな恋愛ドラマにも必要不可欠な"ライバル"の存在。恋の三角関係は、物語を盛り上げ、視聴者の気を引くためにドラマには必須の展開とも言えるだろう。「どっちを選ぶの?私ならこの人を選ぶのに!」と視聴者の気持ちを煽ってきた、TV史上最もじれったい三角関係の10組を英Digital Spyが紹介している。
※本記事は各シリーズのネタばれが含まれます。
目次
- 1 ■『ザ・オフィス』のジム(ジョン・クラシンスキー)、パム(ジェナ・フィッシャー)、カレン(ラシダ・ジョーンズ)
- 2 ■『ヴァンパイア・ダイアリーズ』のデイモン(イアン・サマーハルダー)、エレナ(ニーナ・ドブレフ)、ステファン(ポール・ウェズレイ)
- 3 ■『ゴシップガール』のブレア(レイトン・ミースター)、チャック(エド・ウェストウィック)、ネイト(チェイス・クロフォード)
- 4 ■『LOST』のケイト(エヴァンジェリン・リリー)、ジャック(マシュー・フォックス)、ソーヤー(ジョシュ・ホロウェイ)
- 5 ■『トゥルーブラッド』のスーキー(アンナ・パキン)、ビル(スティーヴン・モイヤー)、エリック(アレキサンダー・スカルスガルド)
- 6 ■『ギルモア・ガールズ』のローレライ(ローレン・グレアム)、ルーク(スコット・パターソン)、クリストファー(デヴィッド・サトクリフ)
- 7 ■『The OC』のセス(アダム・ブロディ)、サマー(レイチェル・ビルソン)、ザック(マイケル・キャシディ)
- 8 ■『Glee』のレイチェル(リア・ミシェル)、フィン(コーリー・モンテース)、クイン(ディアナ・アグロン)
- 9 ■『ダウントン・アビー』のデイジー(ソフィー・マクシェラ)と...
- 10 ■『フレンズ』ロス(デヴィッド・シュワイマー)、レイチェル(ジェニファー・アニストン)、ジョーイ(マット・ルブラン)
■『ザ・オフィス』のジム(ジョン・クラシンスキー)、パム(ジェナ・フィッシャー)、カレン(ラシダ・ジョーンズ)
【関連記事】TVドラマでファーストキスを体験したスター7人
人気受付嬢パムが婚約者と別れたことで、彼女に片思いしていたジムの思いがようやく報われたはずだったが、彼の異動により離れ離れに。そしてそこに愛らしい女性カレンが現れる。その後、パムとジムがくっつくまでは長い年月がかかることになってしまった。
■『ヴァンパイア・ダイアリーズ』のデイモン(イアン・サマーハルダー)、エレナ(ニーナ・ドブレフ)、ステファン(ポール・ウェズレイ)
ヒロインのエレナがイケメンヴァンパイア兄弟の間で揺れる、というのがそもそものコンセプトだった本作。デイモンとステファン両方を本当に大切に思っていたエレナだが、どちらを選ぶのか、その繰り返しが多すぎた。最終的にデイモンが選ばれたが、その後もいつかステファンに戻るのでは?と気が気でなかった。
■『ゴシップガール』のブレア(レイトン・ミースター)、チャック(エド・ウェストウィック)、ネイト(チェイス・クロフォード)
次から次へとカップルが変わっていく『ゴシップガール』の世界で、元祖カップルのブレアとネイト、そしてファンから圧倒的に支持されたブレアとチャック。将来を約束していた正統派カップルのブレアとネイトだったが、幼い頃からの夢に囚われ過ぎてしまい、ブレアとチャックというアッパー・イーストサイドが誇る策略家同士の最強カップルには敵わなかった。
■『LOST』のケイト(エヴァンジェリン・リリー)、ジャック(マシュー・フォックス)、ソーヤー(ジョシュ・ホロウェイ)
信頼できる男とバッドボーイという昔からあるような『LOST』の三角関係。当初は互いに惹かれあっていたケイトとジャックが一緒になるかと思われていたが、二人の関係は破綻し、彼女はソーヤーと近づくことになった。その後のケイトはジャックとソーヤーの間で揺れに揺れるが、どちらとも真実の関係を作ることはできなかった。
■『トゥルーブラッド』のスーキー(アンナ・パキン)、ビル(スティーヴン・モイヤー)、エリック(アレキサンダー・スカルスガルド)
スーキーとビルという揺るがないカップル、そこにセクシーなライバル、エリックが参入という典型的な三角関係を描いた『トゥルーブラッド』。だが、エリックが記憶を失くし以前とは全く違う親切な人になってしまったことで、スーキーはビルを選んでしまう展開に。その後エリックが記憶を戻しても彼と付き合い続けるなど、話はもつれ込んでしまった。
■『ギルモア・ガールズ』のローレライ(ローレン・グレアム)、ルーク(スコット・パターソン)、クリストファー(デヴィッド・サトクリフ)
ジェス(マイロ・ヴィンティミリア)とディーン(ジャレッド・パダレッキ)の間で揺れたローリー(アレクシス・ブレデル)にも焦れったい思いをしたが、それ以上に長引いたのはローレライ、ルーク、クリストファーの三角関係だった。シーズン1からギルモア母娘を見守ってきたルークとローレライのカップルを応援するファンは多かったが、不器用で頑固な二人はなかなか関係を進められず...。その間にローリーの父であるクリストファーが度々ローレライの前に現れ、物語の恋愛模様を複雑にさせた。
■『The OC』のセス(アダム・ブロディ)、サマー(レイチェル・ビルソン)、ザック(マイケル・キャシディ)
番組終了から10年経った今でも人気の高いTVカップルとして知られるセスとサマー。シーズン1ではアンナ(サミーラ・アームストロング)の存在が、1歩を踏み出せないでいたサマーの背中を押したが、シーズン2でその役目を担ったのがザック。イケメンで優しいザックは好印象だったが、最終的にはセスに負けてしまった。本作はマリッサ(ミーシャ・バートン)とライアン(ベン・マッケンジー)をメインで取り上げていたためセスとサマーの恋路を深く掘り下げることはできず、ザックがシーズン3に戻ってくることはなかった。
■『Glee』のレイチェル(リア・ミシェル)、フィン(コーリー・モンテース)、クイン(ディアナ・アグロン)
約19パターンの三角関係が生まれた『Glee』。その中で最も象徴的なのがレイチェル、フィン、クインだろう。シリーズスタート当初、学校でナンバー1の人気カップルだったフィンとクインだが、刺激を求めたクインはパック(マーク・サリング)と浮気し挙句に妊娠してしまった。後にレイチェルとフィンが付き合い始めると、学内での地位を取り戻したいクインは再びフィンに接近し、ファンを混乱させた。
■『ダウントン・アビー』のデイジー(ソフィー・マクシェラ)と...
エミー賞ドラマ『ダウントン・アビー』で、恋愛トラブルに巻き込まれていたのはキッチンメイドのデイジー。それぞれ好きな相手がデイジー→アルフレッド→アイビー→ジミー→トーマスという、なんとも荒れた五角関係は、最終的に少々雑な描き方となってしまったことも否めない。デイジーよりもアイビーを選んだアルフレッドが残念だった。
■『フレンズ』ロス(デヴィッド・シュワイマー)、レイチェル(ジェニファー・アニストン)、ジョーイ(マット・ルブラン)
波乱万丈なロスとレイチェルの恋物語に、さらに一波乱加えるため投入されたジョーイの存在。だが、ロスが真実の愛を見つけるために彼の親友をライバルにしたことで、厄介な展開になってしまった。特に、ロスの指輪を拾ったジョーイに対し、自分にプロポーズをしたのだとレイチェルが誤解してしまうシーンはファンにとって複雑なものであった。この関係は早々に幕を下ろしたが、忘れがたい三角関係となってしまった。
Photo:『ヴァンパイア・ダイアリーズ』
© 2017 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
『ザ・オフィス』© 2012 NBCUniversal, Inc.
『ゴシップガール』(C)Warner Bros. Entertainment Inc.
『LOST』(C)Touchstone Television
『トゥルーブラッド』True Blood (C) 2012 - 2016 Home Box Office, Inc. All rights reserved.
HBO®and related service marks are the property of Home Box Office, Inc. Distributed by Warner Bros. Entertainment Inc.
『glee/グリー』(C)2009-2010 Fox and its related entities. All rights reserved.
『ダウントン・アビー ~貴族とメイドと相続人~』(C)Carnival Film & Television Limited 2010. All Rights Reserved.
『フレンズ』(C)Warner Bros. Entertainment Inc.