『ブレイキング・バッド』RJ・ミッテ、サバイバル系リアリティ番組からのリタイアにファンがエール

米AMCの大ヒットドラマ『ブレイキング・バッド』でウォルター・ホワイトJr.役を演じたRJ・ミッテ。彼は、有名人たちが無人島でのサバイバル生活に挑むリアリティ番組『Celebrity Island with Bear Grylls(原題)』に出演していたが、残念ながらリタイアした。

寝る場所も新鮮な水も火さえない場所で、俳優やコメディアン、作家、スポーツ選手たちが共同でサバイバル生活を送る本番組。これまでの放送では、RJが上手くいかないグループの仲を取り持とうと必死に行動している場面も何度か見られたが、ついに限界をむかえリタイアに至った。

RJ はグループのメンバーに対し、彼らが島での現状を真剣に考えていないこと、食べられなくなるかもしれないという警告さえも受け入れてくれなかったこと(これはのちに現実となった)など不満を上げ、島で生かされてきた"実践スキル"と"常識"とともに、島を後にした。

途中で番組を去ることになったRJだが、英Digital Spyによれば、視聴者からは彼を称賛するコメントが数多く投稿されているという。その一部をご紹介しよう。

「RJは『ブレイキング・バッド』でもヒーローだったが、この番組ではより大きな存在だった。非常にしっかりした25歳だよ」

「RJ以外の男たちは本当に役に立たない。彼が女性に告白したらきっとうまくいくでしょうね」

「RJは大切なことをたくさん伝えてきたが、グループのメンバーは彼のことをバカにしていて、障害者であるという目でしか見ていないんだ」

「イワン(・トーマス 陸上競技選手)は最悪な男だ。RJはこの島で最も賢い男だったが、誰も彼の話を聞こうとはしなかった」

「彼が正しいことを話しているのに誰も聞かないんだから、彼が島を出たいと思うのも当然よ」

「RJを非難することなんてできない。こんな甘やかされたクソ野郎たちを守りたいと思うやつなんているのか?」

「RJを責めるつもりなんてない。彼だけが唯一の常識的な人だったから(いなくなってしまったことが)悲しいだけよ」

(海外ドラマNAVI)

Photo:RJ・ミッテ
©PHIL ROACH/FAMOUS