2019年5月全米公開予定の『スター・ウォーズ エピソード9(仮題)』において監督を務めることになっていたコリン・トレヴォロウが降板することになったことは、以前当サイトでもお伝えした通り。その後任として、『LOST』や『ウエストワールド』、『パーソン・オブ・インタレスト』などで知られるヒットメイカーのJ・J・エイブラムスが就任することが明らかになった。米Deadlineらが報じている。
2015年に『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(エピソード7に相当)で監督と脚本、製作を務めたエイブラムスは、トレヴォロウの降板劇の後、候補の一人として名前が挙がっていた。彼は今回もメガホンを取るだけではなく、クリス・テリオ(『バットマンvs スーパーマン ジャスティスの誕生』)と共に脚本も手がける。プロデューサーには、エイブラムスと共に、ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長(『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』)が名を連ねる。
『スター・ウォーズ』シリーズの監督降板・交代は最近目立っており、例えばスピンオフ映画の監督に予定されていたジョシュ・トランク(『クロニクル』『ファンタスティック・フォー』)は、2015年に降板。今年6月には、若き頃のハン・ソロを描く新作映画の撮影がかなり進んだところで、監督のフィル・ロード&クリストファー・ミラーの降板が決まり、ロン・ハワード(『アポロ13』『ビューティフル・マインド』)が後任を務めることになった。
また、昨年12月公開の『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(ギャレス・エドワーズ監督)も、監督・脚本家であるトニー・ギルロイのもとで、大幅な追加撮影と仕上げ作業が行われたことが知られている。
なお、当初は『エピソード9』の撮影は2018年初頭にスタートし、2019年5月24日(金)に全米で封切られる予定となっていたが、今回の監督交代騒動で2019年12月20日(金)に延期となった。その前作にあたる最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は、今年12月15日(金)に公開予定。(海外ドラマNAVI)
Photo:J・J・エイブラムス
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