『ビッグバン★セオリー』ジム・パーソンズ、米FOXでメディカルドラマを製作

大人気オタクコメディ『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』で シェルドンを演じるジム・パーソンズが、米FOXにて医療ドラマを製作することが明らかになった。米Deadlineらが報じている。

『The Family Gene(原題)』とタイトルが付けられた本作は、アメリカ人作家ジョスリン・リンダーの著書「The Family Gene: A Mission to Turn My Deadly Inheritance into a Hopeful Future」を元にした遺伝子医学ドラマ。カナダ人の脚本家グレッグ・スポティスウッド(『赤毛のアン/アンの結婚 完全版』)がペンを執り、ジムと彼のパートナーであるトッド・スピーワック、そしてワーナー・ブラザースTVらが製作者として名を連ねる。

最先端医療を施すクリニックのランガー医師は、遺伝子医学を用いて一人一人の患者を親身に治療している。しかしその裏で、ランガー医師と妹である外科医のイーヴィーは共に遺伝的要因で死に至るような病気に直面していたのであった。彼らのチームは、"DNAが人間の運命を決める"という事実を受け入れられず、医学の不可思議に向かい合うことになるというストーリー。

実はこの原作は、著者であるリンダー自身の経験に基づいたもの。彼女は20代の時から急に脚が浮腫むという症状で様々な医師を訪れたが、誤診ばかり。数年後にある医師が肝臓内に障害を発見するも、症状との因果関係の説明がつかないでいた。その後、リンダーの父親も原因不明の病で10年前に亡くなっていたことや、叔父、曽祖母など5人もの親族が似たような症状で亡くなっている記録をハーバード・メディカル・スクールの医師が突き止め、それらは非常に珍しい遺伝要素に起因するものだということが判明したという。

キャストや放送時期などは現時点では未定。ジムは、9月25日(月)20:00から米CBSにて放送がスタートする、子ども時代のシェルドンの姿を描いた『Young Sheldon(原題)』に製作総指揮として参加し、ナレーションも担当している。

出演だけでなく制作側と、多方面で活躍するジムが出演する『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』シーズン11は、スピンオフと同じくCBSにて9月25日(月)20:30より放送スタート予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:ジム・パーソンズ
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