ミス・ユニバース日本代表・阿部桃子さんが見た第69回エミー賞授賞式

2017年9月17日、ロサンゼルスのダウンタウンにあるマイクロソフトシアターで開催された第69回エミー賞授賞式に、2017ミス・ユニバース日本代表の阿部桃子さんがFOXレポーターとして参加しました。レッドカーペット、授賞式、そしてアフターパーティーと華やかな「エミー賞の1日」を過ごした阿部さんに、式の翌日にお話を伺いました。

――日本で想像していたエミー賞授賞式に比べて、実際に目にして体験した授賞式はどのように映りましたか?

レッドカーペットでは、ハリウッドのセレブリティの皆さんが私のすぐ横を歩いていく、そのあまりにも近い距離に驚きを覚えました。テレビカメラがずらりと並び、その前でセレブが立ち止まってインタビューを受ける様子は、これまではテレビでしか見たことがありませんでした。それが目の前で展開されていることに、これは現実なのだろうか?と不思議な気持ちになりました。

―― 一番印象的なセレブは誰でしたか?

ニコール・キッドマンさんです。レッドカーペットに真紅のドレス姿で颯爽と登場した彼女の美しさに圧倒された後、実際に授賞式で『ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~』で主演女優賞を受賞されたので強い印象に残りました。彼女自身の美しさと同時にドレスも本当に綺麗だったので、どこのドレスだろう?と思って調べたら、カルバン・クラインのものでした。テレビや映画で見るよりも本物はさらに綺麗でした。もちろん、ご主人のキース・アーバンさんと一緒でした。

――ニコール・キッドマンのドレス以外にもセレブのドレスについての感想は?

ミス・ユニバースの世界大会がもう直ぐ開催されるのですが、ドレスを着こなす時に日本的な「恥ずかしい」といった感覚ではなく、もっと堂々とすべきだということを、昨日のセレブのドレス姿を見て学びました。

――阿部さん自身は、授賞式でどのようなドレスとジュエリーを身につけたのですか?

オフショルダーの青いドレスを着用しました。私にしてはすごく頑張って、胸を大きく開いたハリウッド的なイメージに挑戦しました。ヒールは15センチあったので190センチの身長になったんです(笑)。ドレスに合わせて、ネックレス、ピアス、ブレスレット、リングなどのジュエリーはLove and Light、またHYSEK(ハイゼック)の腕時計を身につけたのですが、リングのダイヤは5カラット、全部で実に6000万円以上の豪華なジュエリーを身につけさせていただきました。ここまで豪華なジュエリーは一生に一度のことではないか、と思ったほどです。しかも輝きが違いますね。うっとりとしてしまいました。

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――授賞式で印象に残ったのは、ニコール・キッドマンの受賞以外でどのような場面でしたか?

受賞された方々が家族への感謝の気持ちを壇上で言葉にされることに感動しましたね。しかも、皆さん、しゃべり方が堂々として素晴らしいと思います。私も普段から自分でしゃべり方を練習しています。自宅で練習する時には、父(レポーターの阿部祐二さん)がよくアドバイスしてくれます。滑舌をよくした方がいいとか、内容をもっと掘り下げた方がいいといったことを言ってくれます。しゃべることに関して父は大先輩ですから、自然と父のアドバイスを受け入れる気持ちになれます。

――阿部さんが目指すゴールとは? レポーター? モデル? それとも?

レポーターのお仕事も最近はいただくようになりましたが、さらにいろいろな経験を積みたいですね。芸能界はずっと憧れていた場所でしたが、昨日、エミー賞授賞式に参加して世界的な俳優や女優の皆さんが輝いている姿を間近で見て、自分も女優に挑戦してみたいという気持ちになりました。そのためにはこれから視野を広げて頑張っていかなければと思っています。

――アフターパーティーの様子はいかがでしたか?

授賞式後のアフターパーティーでは、いろいろな方に出会うチャンスがありました。東京ドームのような広大な会場に大勢の人が集まっていたのですが、番号が振られている席があるのに誰一人として席には座っていないのです。社交の場所なんですね。そこでグラミー賞を何度も受賞している音楽家のデービッド・フォスターさんを紹介されました。親切に話しかけてくださいましたが、私は純日本人的な性格で、そのような社交の場にも飛び込んでいくことに戸惑ってしまいます。でも、昨晩は周りの方々に背中を押されながら、皆さんと交流させていただきました。ミス・ユニバース世界大会でも数多くのパーティーに参加する機会があるようなので、昨晩は、私にとって勉強の場になりました。それから、皆さん、挨拶ではハグされますよね。最初は恥ずかしかったけれど、実際に自分がその場にいてそのやり方に慣れることが大事だと実感しました。

――またエミー賞の授賞式に戻ってきたいですか?

チャンスをいただければもちろん、また来たいです。次回の目標としては、授賞式でのスピーチのジョークを理解できるようになりたいということです。会場のオーディエンスが一斉に笑うジョークを聞き取れるくらいの英語力、そして皆さんの交流の輪に飛び込んでいける積極性を身につけたいと思っています。

Photo:阿部桃子さん
(C)Yuko Nozaki