『美女と野獣』歌姫セリーヌ・ディオンが語った本作への想い

『ハリー・ポッター』シリーズでハーマイオニーを演じたエマ・ワトソンを主演に迎え、ディズニー不朽の名作を実写映画化した『美女と野獣』のMovieNEXが10月4日(水)に発売される。実は、本日9月23日はディズニー・アニメーション版『美女と野獣』の日本公開から25周年を迎える日。それを記念し、特典映像の中から、かつて主題歌を担当した世界の歌姫セリーヌ・ディオンのインタビュー映像の一部が解禁となった。

セリーヌといえば、本作のテーマ曲「美女と野獣」をピーボ・ブライソンとデュエットし、1991年のアカデミー賞歌曲賞を獲得。この度解禁となった映像では、セリーヌが『美女と野獣』に対する思い、そしてアニメーション版に続き実写版への参加を決めた経緯などを語っている。

2016年1月最愛の夫レネがなくなった後、本作のオファーを受けたと語るセリーヌは、「私は困惑してしまった。そんな気持ちになれなかったからよ。やりたくなかった」と、当時を振り返る。しかしその後、今回の実写化で新たに収録された新曲「時は永遠に」聞き、引き受ける決心をしたと語る。この曲にある冒頭の一節「一瞬が永遠になるには? 幸せが長く続くには? 苦しみの底に沈んでも 愛は美しく そして純粋」からも伝わるように、永遠の愛をテーマにした曲。劇中では、モーリスが歌い、別の場面ではベルもこの曲を口ずさむ曲で、今は亡きベルの母親と暮らしていた日々に思いをはせながら、その愛は決して色褪せず永遠に心の中にあると歌っている曲だ。

奇しくも昨年、レネを亡くしたセリーヌにとって、この曲の歌詞やメッセージが心に響いたのかもしれない。その後彼女は「引き受けると決めた自分をとても誇りに思う」と晴々しい表情で語っている。セリーヌの歌声と共にもう一度『美女と野獣』の世界観を堪能してみてはいかがだろうか。

この特別映像は当サイトの編集部トピックス&動画/突撃レポートに掲載されているのでお見逃しなく!

『美女と野獣』MovieNEXは、10月4日(水)発売。同日、ブルーレイ&DVDレンタル開始。(海外ドラマNAVI)

Photo:『美女と野獣』MovieNEX特別映像より、セリーヌ・ディオン
(C) 2017 Disney