『Empire』タラジ・P・ヘンソンらドラマスター多数出演の映画『ドリーム』本編映像が到着

第89回アカデミー賞で作品賞、助演女優賞、脚色賞の3部門にノミネートされた映画『ドリーム』。日本で現在大ヒット公開中の本作から本編映像の一部が届いた。

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1960年代、ソ連と熾烈な宇宙開発競争を繰り広げているNASAで、人種、性別による差別を受けながらも偉業に大きな貢献を果たした3人の女性たちの知られざるストーリーを描く本作。全米で昨年末に限定公開されると大きな評判を呼び、年明けから上映館を増やし、11週連続で全米映画興行ランキングのトップ10入りを果たした。

この3人の女性、キャサリン、ドロシー、メアリーに扮するのは、『Empire 成功の代償』のクッキー・ライオン役で知られるタラジ・P・ヘンソンと、『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』でアカデミー賞助演女優賞を受賞したオクタヴィア・スペンサー、そしてアカデミー賞作品賞受賞作『ムーンライト』にも出演する個性派シンガーのジャネール・モネイ。彼らを支える上司をケビン・コスナー(『フィールド・オブ・ドリームス』『ボディガード』)が好演。さらに、キルステン・ダンスト(『FARGO/ファーゴ』)、ジム・パーソンズ(『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』)、マハーシャラ・アリ(『ハウス・オブ・カード 野望の階段』)と、ドラマファンにおなじみの顔ぶれが脇を固めている。

今回到着した映像では、キャサリン(タラジ・P・ヘンソン)が、ドロシー(オクタヴィア・スペンサー)とメアリー(ジャネール・モネイ)の積極的なアシストを受けて魅力的なジム中佐(マハーシャラ・アリ)に引き合わされる場面。『Empire』の大胆なクッキーとは正反対な、タジタジになったタラジの姿を見ることができる。この本編映像は当サイトの編集部トピックス&動画/突撃レポートに掲載されているのでお見逃しなく!

タラジは、クッキーとは全く異なるキャサリン役に大いにやり甲斐を感じたようだ。「映画製作者たちがこの役に私を選んでくれてとても光栄だったわ。私の中にクッキー以上のものを見てくれて、私が他のことをやりたがっていると考えてくれて、とても感謝しているの。私はキャサリンを演じると決めてすぐにクッキーを振り払い、キャサリンの世界に飛び込んだわ」 90代になった今も健在のキャサリン本人にも話を聞きに行ったそうで、「キャサリンと話していて、彼女が決して一人の手柄にしないところに驚いたわ。彼女は『私たち』という言葉しか使わないの。そういう時、人が世界に提供する本当の才能を持っていることが分かる。自分のことではなく、他の人に手を差し伸べるために自分が持っているものを使う能力の話になるからよ。彼女は自分が何を目指しているかをしっかり理解していた。今日に至るまで、彼女にはまったく迷いがないの」と述べている。

『ドリーム』は大ヒット上映中!(海外ドラマNAVI)

Photo:『ドリーム』
©2016Twentieth Century Fox