英BBCの人気ドラマ『刑事ジョン・ルーサー』に主演するイドリス・エルバが、自身の幼少時代をもとにしたコメディドラマに出演することが明らかとなった。英Radio Timesが報じている。
イドリスが出演するのは、英Sky1のコメディドラマ『In the Long Run(原題)』。舞台となるのは、彼が子どもの頃に育った1980年代のロンドン。イドリスは、2013年に72歳で逝去した彼の父親ウィンストンをモデルにした、ウォルターを演じることになるという。
1972年にアフリカのシエラレオネから、妻のエヴリンとともにイギリスに移住して来たウォルター。工場で働きながら、イギリス生まれの一人息子アクナと妻と地味ながらも幸せな生活を送っていた彼のもとに、兄のヴァレンティンが転がり込む。エネルギッシュで、情熱的なヴァレンティンの登場で一家が突然賑やかになり、そんな叔父の影響を受けたアクナが音楽にのめり込むようになる...というストーリー。
イドリスは主演するだけでなくクリエイターと製作総指揮を兼任し、ウォルターの親友バグパイプス役にビル・ベイリー(『ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!』)が決定している。
『刑事ジョン・ルーサー』でクールな刑事役を演じるイドリスが、『In the Long Run』でどんなコメディ演技を見せてくれるのか楽しみだ。(海外ドラマNAVI)
Photo:イドリス・エルバ
(C)Phil Roach/FAMOUS