SF映画史上最高の傑作として、公開後35年にわたり語り継がれる『ブレードランナー』。その続編となる『ブレードランナー 2049』が10月27日(金)より公開となるが、本作で、"最強レプリカント美女"という大役に大抜擢されたのはヨーロッパが誇る演技派女優のシルヴィア・フークスだ。数々の作品で男性たちを魅了する役柄を演じ切ってきた彼女だが、本作のレプリカント"ラヴ"を演じるために、持ち前のセクシーさも母性も封印して臨んでいたことが特別映像で明らかになった。
『ブレードランナー』に登場するレプリカントとは、人間と見分けがつかない労働用に製造された人造人間で、人間社会と危うい共存関係にある存在。しかし"ラヴ"は、これまでのレプリカントとも一線を画すようなキャラクター。彼女はレプリカントの創造主ウォレスの側近で、ウォレスを演じるジャレッド・レトーも映像の中で、「ラヴはとても従順で戦士だ」と語るように、彼の巨大な陰謀のためにK(ライアン・ゴズリング)とデッカード(ハリソン・フォード)の"新旧ブレードランナー"を追つめる"最も強く美しい"レプリカント。演じるシルヴィアは、「既成概念に囚われない」唯一無二のキャラクターだとも語っており、映像ではネイルをしながらミサイルを発射するなど、観客の想像を超える様子もみせている。
シルヴィアは、14歳からモデルとしてキャリアをスタートさせ、ファッション誌「L"OFFICIEL」や「La Vie en Rose」の表紙を飾るなど、世界が認める美貌とセクシーさの持ち主。さらに映画デビュー作となった『Duska(原題)』をはじめ、イタリアの巨匠ジュゼッペ・トルナトーレ監督作『鑑定士と顔のない依頼人』など、数々の作品で"男性たちを誘惑する美女"役を演じ評価されてきた。そんな彼女は、ラヴの特徴を「セクシーさも母性もない」と映像のなかで説明しており、今までにはなかった新境地にもなっていることを明かしている。これまでとは正反対の役を演じ、真の演技派女優としての実力を見せつけているのだ。この映像は当サイトの編集部トピックス&動画/突撃レポートに掲載されているのでお見逃しなく!
艶やかな金髪を黒に染め、鋭いまなざしと激しいアクションを披露する"ラヴ"こと、シルヴィアの演技に注目して欲しい。『ブレードランナー 2049』は10月27日(金)より全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ブレードランナー 2049』