『13の理由』シーズン2、北カリフォルニアで発生している山火事の影響で撮影を延期

自殺をテーマに、悩める10代の若者たちを描いたNetflixオリジナルシリーズ『13の理由』。今年の春に大きな話題を呼んだ本作は現在シーズン2の製作中だが、北カリフォルニアで発生している山火事の影響により、撮影を一時中断していたことがわかった。

米Deadlineによれば、撮影が中断されたのは10月10日(火)から12日(木)までとのこと(13日&14日は元々撮休日)。本作はカリフォルニア州北部ソラノ群にあるヴァレーホという都市で撮影を行なっており、火災は発生していないものの風の影響で煙が流れてくることが撮影延期の原因だったようだ。キャストやスタッフは撮影のためにヴァレーホ近辺で生活していたが、希望者は撮影が中断されている間、一時的に自宅へ戻ったという。

現地時間の8日(日)に発生したこの大規模な山火事により、13日(金)現在で31人が死亡、3500棟以上が全焼するなど大きな被害となった。現在も鎮火の目処は立っておらず、2万人以上が避難生活を余儀なくされているという。

『13の理由』シーズン2は2018年に配信予定。監督は『スポットライト 世紀のスクープ』でオスカーに輝いたトム・マッカーシー。製作総指揮には人気女優兼歌手のセレーナ・ゴメスをはじめ、マイケル・シュガー(『The OA』)、スティーヴ・ゴリン(『MR.ROBOT/ミスター・ロボット』)、クリステル・レイブリン(『アイアン・フィスト』)らが名を連ねる。(海外ドラマNAVI)

Photo:『13の理由』シーズン1