Netflixでしばらくマーベル作品はドラマ化されない!?

Netflixとマーベルがタッグを組んで製作された、『デアデビル』をはじめとする人気シリーズ。11月17日(金)から配信スタートとなる『パニッシャー』を含めて現時点でマーベル作品が5シリーズ製作されているが、しばらくの間、Netflixではこれ以上の新たなマーベルドラマは生まれないようだ。

2009年にディズニー傘下となったマーベルは、Netflixと共同でマーベル・コミックスを原作とするシリーズを次々に生み出してきた。しかし、2019年よりディズニーが独自のストリーミングサービスを開始することを受けて、同社の最高戦略責任者ケビン・メイヤーは、「Netflixで、しばらくマーベル作品が製作されることはないだろう」とコメントしている。米Wall Street Journalが伝えている。

新しくスタートする配信サービスを優先することを発表し、そのサービス開始にあたりオリジナルコンテンツに力を入れていくというディズニーは、Netflixのマーベルシリーズのように、「ここでしか見られない」という作品を生み出していくつもりのようだ。よって、『デアデビル』のようなシリーズがディズニーによって製作され、新ストリーミングサービスで配信されることになりそうだ。すでにディズニーは、『スター・ウォーズ』の実写版ドラマシリーズのほか、『ハイスクール・ミュージカル』とアニメ映画『モンスターズ・インク』のドラマシリーズも企画している。

マーベル作品というとNetflixの5作品のほか、米ABCで『エージェント・オブ・シールド』『エージェント・カーター』『Inhumans(原題)』、ABC傘下のチャンネルFreeformで『Marvel"s Cloak & Dagger(原題)』、米FXで『レギオン』、米FOXで『The Gifted(原題)』がそれぞれ放送されており、さらには米Huluで『Runaways(原題)』が11月21日(水)より配信となる。(海外ドラマNAVI)

Photo:Marvelの4本目のマーベルドラマは、デアデビル、ジェシカ・ジョーンズ、ルーク・ケイジ、アイアンフィストがチームを組んだ『ザ・ディフェンダーズ』
(C)Netflix. All Rights Reserved.