『アバウト・レイ 16歳の決断』日本版予告編&ポスターが解禁!

『リトル・ミス・サンシャイン』では、幸せの黄色いバスに乗った落ちこぼれ家族を、『サンシャイン・クリーニング』では、事件現場のクリーニングをする崖っぷち家族を描いてきたチームが再び集結し製作した『アバウト・レイ 16 歳の決断』が2018年2月3日(土)より新宿ピカデリーにて公開。この度、日本版予告編とポスタービジュアルが解禁となった。

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解禁された予告編では、心も身体も男の子として生きたいと決断したレイ(エル・ファニング『パーティで女の子に話しかけるには』)のため、見慣れないホルモン治療の同意書を医者から受け取る恋多き母親マギー(ナオミ・ワッツ『ジプシー』)、そして"レズビアンでいいじゃないか"とイマイチ理解ができていない同性愛者のおばあちゃんドリー(スーザン・サランドン『フュード/確執 ベティ vs ジョーン』)の家族の掛け合いから展開されていく。

同意書には元夫のサインも必要だが、レイがホルモン治療を受けることに困惑しサインを拒絶される。一方、"自分に正直に生きたいんだ"と今すぐにでも治療をしたいと母親に訴えかけるレイ。映像では、母親と抱きしめ合う姿や、ベッドではしゃぐ姿など仲の良さがうかがえるも、レイが泣き叫ぶシーンなど、ぶつかり合いながらも、寄り添い、互いを理解しようとする母と子の葛藤がうかがえる。

また、予告編で使用されているテーマソングを歌うのは、甘く切ない歌声を響かせ、今最も注目されている19歳の若き天才シンガーのショーン・メンデス。 動画サイトに歌を投稿したのち、歌手デビューを果たし、米TIME誌の「最も影響力のあるティーンエイジャー」に3年連続で選出。本作で披露している主題歌「Life of the Party」の歌詞は、"とにかく自由に振る舞って周りのことは気にもしないで"、"「普通」でなくてもかまわない、どうせ失敗するのなら"など、レイの生き方を後押しするような、本作をより一層色付ける主題歌となっている。

合わせて解禁されたポスタービジュアルは、黄色を基調としたポップな仕上がり。心も身体も男の子になると決断したレイ、恋多き母親、レズビアンのおばあちゃんの3人をメインとし、吹き出しには、それぞれの心情を表すかのような、キャラクターの個性を生かしたポスタービジュアルとなっている。

『アバウト・レイ 16歳の決断』は2018年2月3日(土)、新宿ピカデリーほかにて全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

Photo:『アバウト・レイ 16歳の決断』
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