11月25日(土)より公開となる、宗教ではなく科学で悪魔払いをする車椅子のヒーローを描いた新たなるエクソシスト映画『ドクター・エクソシスト』。『GOTHAM/ゴッサム』のブルース・ウェイン役で印象的な演技を披露しているダヴィード・マズーズが出演しているが、彼はこの新作映画でも高い評価を得ている。
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8歳で映画デビューを飾ったダヴィードは、『プライベート・プラクティス』『ザ・オフィス』『クリミナル・マインド』といった人気ドラマのゲスト出演を経て、『TOUCH/タッチ』では共演者のキーファー・サザーランドに「信じられないほど頭が良くて、すごくユニーク」と言わしめたほど。
そんなダヴィードが今回演じるのは、悪霊に憑依された11歳の少年。共演者のアーロン・エッカート(『ダークナイト』)もキーファーと同意見のようで、「多くの子役と共演してきたが、中でもダヴィードは印象深い。自分が何をしているか、完全に把握している。ただオウムみたいにセリフを読んでるだけじゃない。とても存在感がある。彼の目を見ると、こちらとのやり取りに集中しているのがよく分かる。真の役者だよ」と大絶賛。『ゲーム・オブ・スローンズ』のメリサンドル役で知られるカリス・ファン・ハウテンといったほかの共演者も、「賢くてしっかりしてるし、見た目もキュート」「単なる見せかけじゃなく真に迫った演技ができる」などと同調している。
ブラッド・ペイトン監督も例外ではない。ダヴィードをすぐさま気に入ったという彼は、「アーロンのようなベテラン相手に臆することなく自分の演技ができる若手俳優を探し出すのはなかなかのチャレンジだったが、ダヴィードは見事にやってのけた。これまでマイケル・ケイン、ドウェイン・ジョンソンといった面々と仕事をしたが、生まれつき役者の才能に恵まれた人間がいる。彼らはいとも簡単にすんなりと、求められる感情を引き出せるんだ。ダヴィードも同じだよ。まったく自然な演技なんだ」と、その才能を称賛している。アーロン同様、一人二役に挑戦したダヴィードの演技は必見だ。今回、特別動画と合わせて届いた場面写真でも、彼の豹変ぶりをチェックしてみてほしい。
ドクター・セス・エンバーは悪霊に憑依された人間の潜在意識に入り込み、除霊を行う有能なエクソシスト。しかし、ある悪霊に妻子を殺された上、自身も車椅子の身となり、今は復讐のみを目的に生きていた。そんな時に出会ったのは、バチカンの手に負えなかった11歳の少年キャメロン。彼に取り憑いているのはエンバーが追い続ける悪霊"マギー"だった。潜在意識の中では健康体で最強のエクソシストとなるエンバーは、少年を救うことができるのか?
『ドクター・エクソシスト』は11月25日(土)よりシネマート新宿、心斎橋ほかにて公開。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ドクター・エクソシスト』
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