『デスパレートな妻たち』ニコレット・シェリダン、8年ぶりに『ダイナスティー』でTVにカムバック!

大ヒットコメディ『デスパレートな妻たち』(以下、『デス妻』)でイーディ・ブリット役を好演したニコレット・シェリダンが、1981年から9シーズンにわたって米ABCにて放送された『ダイナスティー』を、米CWがリブートした同名作品で、8年ぶりにTVシリーズに復帰することが明らかになった。米Varietyが報じている。

大富豪一家であるキャリントン家の愛憎劇を描いたオリジナル版は、『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』のプロデューサー、アーロン・スペリングが手掛けて大ヒット。リブート版では、キャリントン家の家長だったブレイクの娘ファロンと、彼女の義理の母親であるクリスタルの確執を中心に、キャリントン家と対立するコルビー家との間で繰り広げられる複雑な人間関係が描かれる。

今回ニコレットが演じるのは、アレクシス・キャリントンという女性で、オリジナル版ではイギリス出身のジョーン・コリンズ(『ザ・スタッド』)が演じたキャラクター。アレクシスは、家長ブレイク・キャリントンの前妻で、ファロンとスティーヴンという娘と息子がいる。彼女は、ブレイクと現在の妻であるクリストルとの生活に突如として現れ、子ども達との関係を取り戻すべくクリスタルらと争うという役どころだ。

8年ぶりのTVシリーズ出演となるニコレットは、2010年に『デス妻』製作総指揮者マーク・チェリーと放送局の米ABCを相手に、不当な降板についての訴えを起こしていた。彼女はチェリーと議論になった際に暴力を振るわれ、その事実をABCに訴えたことを理由に降板させられたと主張。不当解雇とチェリーの暴力を訴えたが、まず暴力行為についての申し立てが却下され、不当解雇についても陪審員の審議により審理無効となっていた。

ニコレットはその後、『Honeymoon for One(原題)』や『All Yours(原題)』などTV映画で主に活躍をしていた。リブート版の『ダイナスティー』は、すでにフルシーズン製作が決定したばかり。

リブート版『ダイナスティー』は、日本ではNetflixにて毎週木曜に新着エピソードが配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:ニコレット・シェリダン
(C)NYKC/FAMOUS