『パーティで女の子に話しかけるには』本編ライブシーンの映像が解禁!

『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』の原作・監督・脚本・主演を務めたジョン・キャメロン・ミッチェルの待望の最新作『パーティで女の子に話しかけるには』。いよいよ明日に公開を控える本作より、エル・ファニングが映画で初めて歌声を披露する本編映像が解禁となった。

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このシーンが捉えるのは、この界隈のパンクシーンのボス的存在であるボディシーア(ニコール・キッドマン)の勘違いから飛び入りで舞台に立つことになってしまった少女ザン(エル)の姿。パンクについて教えてくれるエン(アレックス・シャープ)に助けられながら自身が属するコミュニティについて言葉にしていくザンだが、客席からはヤジが。ザンは「私は旅行者じゃない!」とがなり、ザンの気持ちを感じ取ったエンも即興で加わり、摩訶不思議な曲へと展開していく。二人の息の合った熱唱ぶりは一触即発だった客席をあっという間に熱狂の渦へと巻きこんでいく。そしてこの後、ライブで心が一つになったエンとザンに、二人の行く末を決定づける出来事が訪れる――。

幼い頃は女優ではなく歌手を夢見ていたというエルは、この場面で念願だった映画での初めての歌唱シーンに挑戦しているが、このライブシーンは、ミッチェル監督が映画化にあたって描きたい場面として最初に浮かんだものだそうだ。この曲「Eat Me Alive」は、本作の音楽を担当するジェイミー・スチュワート(Xiu Xiu)とミッチェル監督が共同で制作した。本場面以外にも本作に音楽は不可欠だが、監督は「よく陥りがちなヒット曲を集めただけの懐メロ映画にするのは避けたかった」と説明し、隠れた逸品といえるダムドやザ・ホモセクシャルズなどの楽曲を使用している。

また、公開初日にあたる12月1日(金)に、全ての上映劇場で本作を鑑賞した方に先着でオリジナルステッカーのプレゼントが決定。(数量限定/なくなり次第終了)ぜひ、劇場でゲットして欲しい。

『パーティで女の子に話しかけるには』は12月1日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷他全国順次公開。(海外ドラマNAVI)

Photo:『パーティで女の子に話しかけるには』
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