『ブレードランナー2049』監督、『スター・ウォーズ』作品に関心?

現在公開中の『ブレードランナー2049』のほか、過去には『メッセージ』や『ボーダーライン』でもメガホンを取り、アカデミー賞にもノミネートされるなど高い評価を浴びているドゥニ・ヴィルヌーヴ監督。その彼が、『スター・ウォーズ』作品を監督することに関心を示した。

この発言は、米MTVの記者ジョシュ・ホロウィッツが発信するポッドキャストで、インタビューに応じたヴィルヌーヴ本人の口から飛び出したもの。インタビューの中で、ヴィルヌーヴは『スター・ウォーズ エピソードIV/新たなる希望』と『スター・ウォーズ エピソードV/帝国の逆襲』を絶賛した上で、次のように続けている。

「(もしオファーがあれば、監督をすることには)興味をそそられるでしょう。とても難しいですが」と、ヴィルヌーヴは世界観や表現手段が確立された『スター・ウォーズ』を手掛けることに慎重な姿勢を見せながらも、「鑑賞するのは楽しいです。特に『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016年12月公開)は、原型を飛び出す面白い試みでした」とコメント。

ちなみに、ルーカスフィルムでは現在、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』監督・脚本を担当したライアン・ジョンソンの手により、"スカイウォーカー・サーガ"とは別の新たな三部作の立ち上げが進行中だ。そのことについてヴィルヌーヴは、「絶好のタイミング」と歓迎。「銀河系の新たな領域へ飛び出すのは素晴らしいアイデアだと思うし、(その監督を務める可能性は)オープンにとらえたい」と述べて、新たな構想の作品には前向きであることを示した。

『ブレードランナー2049』の後、今度はSF大河小説「デューン」の映画化に取り組んでいるヴィルヌーヴ。『スター・ウォーズ』もいつか彼の監督作品に含まれるかもしれない。

『スター・ウォーズ』シリーズ最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は、12月15日(金)に劇場公開。(海外ドラマNAVI)

Photo:ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督
(C)Awais Butt/FAMOUS