『オリエント急行殺人事件』"悪役顔"をイジられる!? ウィレム・デフォーのインタビュー映像が到着

"ミステリーの女王"アガサ・クリスティーが生んだ名探偵エルキュール・ポアロの代表的な事件を、ケネス・ブラナー監督・主演、豪華キャストで映像化した映画『オリエント急行殺人事件』。いよいよ明日12月8日(金)から公開となるが、この度、教授ゲアハルト・ハードマンを演じたウィレム・デフォーのインタビュー映像が到着した。

映画『スパイダーマン』シリーズのグリーン・ゴブリン役などで知られるウィレムは、アカデミー賞助演男優賞に2度のノミネート経験を持つ実力派俳優。「僕がこの映画を観ていたとしたら、真っ先にハードマンを疑うね」と自身の演じたハードマンが怪しいキャラクターであることを明かす。ディズニー実写映画『美女と野獣』でお調子者のル・フウを演じたジョシュ・ギャッドは、「ウィレムの出演する映画は、どんな作品でも、まずはあなたを疑います(笑)」と怪しいのはキャラクターではなく、彼の"悪役顔"だとイジる。ウィレムも負けじと「私はこの顔に逆らってどれだけ仕事をしてきたか...。努力してるんだよ」と苦労も告白する。

そんな"悪役顔"として知られるウィレムは、到着した映像でも「他の乗客を不快にするようなことを平気で言うタイプの男だ」と前置きしつつ、「ミステリーの容疑者には持ってこいだね。有力候補だ」と笑う。彼が演じるハードマンは、オーストリア人の教授だが、人種差別発言が多く、同乗する乗客の気分を害するキャラクターだ。

「登場人物は全員見かけを装ってる。ハードマンも例外ではない。オーストリア人を装っているから、英語のアクセントがないとおかしい。嘘をついているのを見抜かれないよう、そこそこの完成度が必要だ。でも、ポアロに気づかれるわけだから、完璧すぎてもダメなんだ」と演技の難しさも明かした。

映像では、先日来日したばかりケネスの仕事ぶりや、名優たちが共演した撮影現場についても明かしている。ウィレム本人が明かすようにハードマンは容疑者なのか? なぜオーストリア人を装わなければならなかったのか? その真相に期待が高まる。

ウィレムやケネスのほか、ジョニー・デップ、ペネロペ・クルス、ミシェル・ファイファー、デイジー・リドリー、ジュディ・デンチといった豪華キャストが集う『オリエント急行殺人事件』は12月8日(金)全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

Photo:『オリエント急行殺人事件』ウィレム・デフォー
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