公開まで1週間を切ったシリーズ最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(以下、『最後のジェダイ』)。本作のプロモーションのため来日中のマーク・ハミル(ルーク・スカイウォーカー役)、アダム・ドライヴァー(カイロ・レン役)、ライアン・ジョンソン監督、そしてルーカス・フィルム社長のキャスリーン・ケネディが都内で開かれた来日記者会見に登場した。
「昨晩はどこよりも熱い日本のファンと触れあうことができて、とても楽しかったです。今日はお集り頂きありがとうございます」と、マークの挨拶で幕を開けた記者会見。少しでも新作の情報を聞き出そうと集まった多くのマスコミからの質問に応じた来日ゲストの4人。特に、レイとカイロ・レンの運命、ルークが孤島に長年の間身を潜めていた理由は誰もが気になっているだろう。
物語の核心を突くような質問が次々と飛び出していく中、予告編でカイロ・レンがマスクを取っているシーンの意味について聞かれたアダムは「お答えできません(笑)」という一言。それに対し、監督も「いい答えだね」とフォローし、マークも「内容について一切触れられない映画を宣伝するのはとても難しいよ」とコメント。しかし、続けて「マスクについて答えるなら...、美しいカイロのマスクですが愛憎関係があります。前作『フォースの覚醒』では、シリーズの象徴の一部であるからと捉えるだけでなく、なぜマスクが必要なのかを考える必要がありました。人を威嚇するような恐いマスクではありますが、実際に被っていると周りが見えづらいので靴紐に引っかかって、転んでしまうこともあります。また、宇宙で剃刀は手に入るのだろうか? カイロは髭を剃るのかといった疑問もあります」と、アダムらしいジョークを交えての回答に会場は笑いに包まれた。
昨年12月に亡くなったレイア姫役のキャリー・フィッシャーについて聞かれると、マークは「キャリーと出会ったのは、彼女がまだ19歳の時でした。みんなから本当に愛される存在でした。本作でも素晴らしい演技を披露していますが、映画を見てしまうと自分の中ではまだ彼女がそこにいるかのように感じてしまいます。彼女の遺作となってしまいましたが、キャリーのモットーであった毎日を楽しんで生きるというメッセージを皆さんも心にとめて鑑賞してもらえたら、彼女も喜ぶでしょう」と本当の兄妹のような関係であったキャリーについて語った。
全世界待望の『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は12月15日(金)全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)
Photo:『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』来日記者会見
(C)2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.