米NBCの人気ヒューマンドラマ『THIS IS US 36歳、これから』を成功に導いたクリエイター、ダン・フォーゲルマンが、Amazon Studiosが製作する新作映画『Life Itself(原題)』を手掛けることが分かった。米The Tracking Boardが報じている。
本作はオスカー・アイザック(『スター・ウォーズ』シリーズ)、オリヴィア・ワイルド(『Dr.HOUSE -ドクター・ハウス-』)、アネット・ベニング(『20センチュリー・ウーマン』)、サミュエル・L・ジャクソン(『アベンジャーズ』シリーズ)、マンディ・パティンキン(『HOMELAND』)、アントニオ・バンデラス(『レジェンド・オブ・ゾロ』)ら豪華キャストを迎え、登場人物たちが数十年にわたって紡ぎだす、幾世代にも及ぶアンサンブル・ラブストーリー。
制作会社FilmNationが脚本の権利を買い取り、製作費を提供。さらに、国際市場への売り込みも行っていく予定だ。犯罪捜査ドラマ『ローズウッド ~マイアミ私立検視ラボ』や映画『パワーレンジャー』を手がけたマーティ・ボーウェンとウィク・ゴッドフリーがプロデューサーを務める。
これまでフォーゲルマンは『ラ・ラ・ランド』のライアン・ゴズリングとエマ・ストーンが初めて共演した『ラブ・アゲイン』や、アル・パチーノがミュージシャンに扮した『Dearダニー 君へのうた』、さらに『カーズ』や『塔の上のラプンツェル』といった人気アニメーションなどを手がけてきた。
昨年、Amazonはサンダンス映画祭でケイシー・アフレック(『オーシャンズ』シリーズ)主演の『マンチェスター・バイ・ザ・シー』の配給権を獲得。同作は今年度のアカデミー賞で作品賞にノミネートされ、主演男優賞(ケイシー)、脚本賞(ケネス・ロナーガン)を獲得した。さらにアメリカでの配給を担当したイランの映画『セールスマン』もアカデミー賞で外国語映画賞を受賞し、動画配信サービスにおいて偉業を成し遂げた。(海外ドラマNAVI)
Photo:左が撮影現場でのオスカー・アイザック(右はサミュエル・L・ジャクソン)
(C)JMVM/FAMOUS