『デクスター』マイケル・C・ホール、「本シリーズのリブートは早すぎる!」

優秀な血液鑑識官が、実は連続殺人鬼だった...いう衝撃的な設定が話題となり、2006年から8シーズンにわたり放送された人気ドラマシリーズ『デクスター ~警察官は殺人鬼』。本作で主人公デクスター・モーガンを演じたマイケル・C・ホールが、「本シリーズのリブートは早すぎる」とコメントしつつも、可能性を否定していないことが分かった。

本作は、目の前で母親を惨殺された過去を持つデクスターが、血液鑑識官という立場と知識を利用して、犯罪者のみをターゲットに殺人を繰り返すという異色犯罪ドラマだ。

米Entertainment Weeklyのインタビューに応じたマイケルが、『デクスター』復活の可能性について聞かれた際、次のように答えている。

「(リバイバルさせるには)適切な時期じゃないけど、その会話は僕たち独自のペースで続けられているよ」と、今はそのタイミングではないが将来的にはあり得ると匂わせている。ファイナルシーズンが放送されたのが2013年で、シリーズ終了から4年しか経っていないこともあり、リバイバルさせるには時期尚早だと思っているようだ。

マイケルは本シリーズの終了後、ブロードウェイミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』に主役で登板し、Netflixの王室ドラマ『ザ・クラウン』シーズン2でジョン・F・ケネディ大統領を演じている。その出演に関しては、「大変だったよ。大統領のイメージや声を無視できないし、物真似に終わらないよう畏敬の念も示さなくちゃいけなかったからね」と述べている。

『デクスター』の復活版にも期待したいが、まずはマイケルのケネディ大統領役を堪能したいところだ。『ザ・クラウン』シーズ2は、Netflixにて配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『デクスター 警察官は殺人鬼』
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