日程の正式発表はまだないものの、最終章の放送が今から待ち望まれている大河ファンタジー『ゲーム・オブ・スローンズ』。本作でサンサ・スタークを演じるソフィー・ターナーが、最終章の制作現場の模様について話した。
米Hollywood Reporterのインタビューの中で、最終章の制作に臨む心境を問われたソフィーは、「最終稿の脚本をもとに最後の読み合わせをやった日は、本当にほろ苦い気持ちだった」と話している。
「最終話の最後で、"『ゲーム・オブ・スローンズ』終幕"とみんなが声に出して読んで、その瞬間、ほぼ全員がわっと泣き出したの。それから(ショーランナーのデヴィッド・ベニオフとD・B・ワイスに向けて)スタンディング・オベーションが起きたのよ。拍手と歓声が上がったわ」と、感極まった瞬間を思い出すソフィー。
ソフィー自身も感慨はひとしおだったようで、「今でもあの時のことを思い出すと鳥肌が立つの。本当に終わりなんだと悟ったわ。それは衝撃的で悲しかったけれど、すごく誇らしくも感じた。デヴィッドとダン(ワイス)のことが誇らしかったし、周りを見渡して共演者たちとうなずき合って、"ここまで来たんだね"と声を掛け合ったわ」と続けている。
この台本の読み合わせを経て、現在は撮影に取り組んでいる出演者たちだが、ソフィーによれば、"これ以上大きなプロジェクトは今後もないだろう"とさえ思っているそうで、「別れを告げるのは、自分の心や魂の一部を残していくような気持ちだけど、持てる限りの力を振り絞っているという実感があるわ」と、彼女は続けている。
すでにお伝えしたように、最終章の放送は2018年ではなく2019年になる見通しが強くなっているが、ぜひ、最高のシーズンに仕上げてほしいものだ。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ゲーム・オブ・スローンズ』
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