『オリエント急行殺人事件』は"枯専女子"必見のおじ様集結の映画?! 

ミステリーの女王として知られるアガサ・クリスティーの名作小説を豪華キャストでよみがえらせた『オリエント急行殺人事件』。現在大ヒット中の本作だが、「渋いイケオジばっかでした」などのコメントでSNSを賑わせていることが分かった。

主演・監督・プロデューサーを兼任したケネス・ブラナー(57歳)を筆頭に、ジョニー・デップ(54歳)、ウィレム・デフォー(62歳)、デレク・ジャコビ(79歳)と渋いおじ様が集結した本作。"枯専女子"には必見の作品だが、渋さの根源には、魅力的な演技にあるようだ。

世界一の名探偵ポアロを演じたケネスは、ジョニー演じるアメリカ人富豪ラチェットについて「頭の切れる危険でズル賢い悪党だが、ジョニーが演じることでとても魅力的な存在になった。彼の演技は不気味で面白い」と絶賛する。ウィレム演じる教授ハードマンについては「自分について語るのが大好きだ。そして、争いをたきつける危険な存在なんだ。彼の演技は素晴らしかったよ」と個性の強いキャラクターを見事に演じたことを明かす。そしてデレク演じるラチェットの執事マスターマンについては「優しく気が利いて任務の遂行に執着するが、気の強い人物でもある。彼には大きな謎があるようだ。デレクとは何度も仕事をしているけど、複雑な人物を演じる才能がある」とハマリ役であると分析する。

豪華キャストが集結したことでも話題の本作は、渋いおじ様だけが見所ではない。『美女と野獣』のル・フウを演じたジョシュ・ギャッドや、『マグ二フィセント・セブン』のマヌエル・ガルシア=ルルフォ、TVシリーズ『SMASH』『LAW&ORDER:性犯罪特捜班』で知られるレスリー・オドム・ジュニア、実写版『Aladdin(原題)』でジャファーを演じることが決定しているマーワン・ケンザリと30代の脂が乗った俳優たち、英国ロイヤル・バレエ団で史上最年少プリンシバルの地位を得たセルゲイ・ポールニン、本作の共演がきっかけで『スター・ウォーズ』シリーズのデイジー・リドリーとの熱愛も噂されたトム・ベイトマンなど20代のイケメン俳優も名を連ねる。

ストーリーはもちろんだが、乗客の男性陣だけでも一見の価値がありそうだ。彼らと一緒に謎解きの旅に出発してみては? 『オリエント急行殺人事件』は大ヒット公開中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『オリエント急行殺人事件』
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