英国が生んだ人気キャラクター「モース警部」の若き頃を描く大ヒットミステリー『刑事モース~オックスフォード事件簿~』。英ITVで2月より放送されるシーズン5に出演するゲストが発表された。
シーズンあたりの話数が4話から6話に増えたこのシーズン5に出演することが分かったのは、『ゲーム・オブ・スローンズ』のメイスター・ルーウィン役で知られるドナルド・サンプター。合わせて、『名探偵ポワロ 複数の時計』のフィル・ダニエルズ、『千年医師物語 ~ペルシアの彼方へ~』のエマ・リグビーが参加することも明らかになった。彼らがどういう役を演じるのかは不明。
なお、『ゲーム・オブ・スローンズ』から出演するのはドナルドだけではない。すでに、ラムジーに忠実だったミランダ役のシャーロット・ホープ、〈王都の守人〉の総帥ジャノス・スリント役のドミニク・カーターもシーズン5に登場することが決まっている。ほかには、『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』のキャロライン・グッドオール、『刑事フォイル』のエリー・ハディントン、『ロンドン警視庁犯罪ファイル』のリチャード・ダーデン、『LOST』のスティーヴン・エルダー、『ウルフ・ホール』のリリー・レッサーなどもキャスティングに名を連ねる。また、新たなレギュラーとして、『風の勇士 ポルダーク』のルイス・ピークが加わる。
1968年を舞台にするこのシーズンでは、よりバラエティ豊かなストーリーが展開するようだ。製作総指揮を務めるトム・ミュレンズは「今回は6つのエピソードを通して、華やかなハリウッドから、エジプトの呪い、ヨーロッパのスポーツイベントまでいろいろな世界を描くことになる」と述べている。
『刑事モース~オックスフォード事件簿~』はシーズン1の二ヶ国語版が2月10日(土)16:30よりNHK BSプレミアムにて、字幕版が3月からシネフィルWOWOWにて放送開始となる。(海外ドラマNAVI)
Photo:『刑事モース~オックスフォード事件簿~』(C)Mammoth Screen Limited 2016