温厚な化学教師が、余命わずかと宣告されたことから、家族に遺産を残すためにドラッグ精製に手を染め、裏世界でのし上がっていく姿を描いた大ヒットドラマ『ブレイキング・バッド』。2008年1月20日より全米で放送された本作のスタート10周年を祝い、キャストがメッセージを寄せている。英Radio Timesが報じた。
主人公ウォルター・ホワイトを演じたブライアン・クランストンは、「ようビッチ! 君の台詞を盗んでしまったよ、アーロン。だが、"Say my name:俺の名前を言ってみろ"だ! 卓越したキャスト&スタッフと一緒に過ごした6年間を思っていたところだ。みんなが恋しい。殺さなければならなかったハイゼンバーグさえもね。ヴィンス、君は天才で素晴らしい人間だ。一生の思い出をありがとう!」と、内輪ネタ満載のツイートを投稿。
「ようビッチ!」とは、アーロン・ポールが演じたウォルターの相棒ジェシーの口癖で、「Say My Name」とはシーズン5第7話のタイトルで、このエピソードの中でウォルターが何度も口にした台詞。そして、ハイゼンバーグはウォルターの裏社会での通称で、ヴィンスは同シリーズのクリエイターであるヴィンス・ギリガンのこと。
ジェシー役のアーロンは、「10年前の今日、ミスター・ホワイトとジェシー・ピンクマンがクリスタルメスを"クック"し始めた。ヴィンス、クレイジーなコンセプトを思いついてくれてありがとう。俺たちの道のりを簡単な動画で分かち合いたい。10周年おめでとう」と、シリーズのあらすじを紹介したアニメーション動画を添えてツイート。
そのほかにも、ウォルターの義弟で麻薬捜査官ハンク役のディーン・ノリスとその妻マリー役のベッツィ・ブラント、麻薬王ガス・フリング役のジャンカルロ・エスポジートらが、続々と10周年を祝うコメントを投稿していた。
『ブレイキング・バッド』の放送開始から早10年。そのスピンオフとなる『ベター・コール・ソウル』は、米AMCにてシーズン4の放送が2018年に予定されている。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ブレイキング・バッド』
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