英作家ニール・ゲイマンの小説をドラマ化して、高い評価を得ているシリーズ『アメリカン・ゴッズ』。本作のショーランナーが降板することはすでにお伝えしている通りだが、別の形で引き続き新シーズンの製作に関与することがわかった。米/Films(Slashfilms)が伝えている。
1月12日(金)に開催されたTV批評家協会(TCA)の冬のプレスツアーにて、米Starzのクリス・アルブレットCEOが、ショーランナーを降板したブライアン・フラー(『ハンニバル』)とマイケル・グリーン(『ブレードランナー 2049』)が別の形でシリーズに携わる可能性があることを示唆。
「ブライアンとマイケルはできる範囲で作品に参加してくれます。彼らの正式な役割については検討中です。(製作会社の)Freemantleとゲイマン、ブライアン、マイケルの間には多くの問題があります。外の製作会社を通じて進め、私たちは直接には交渉しません。パートナーを経由します。本作はモンスター級の作品で、複雑な多くの問題がありますが、なんとか成功させようと尽力しています」Starzはフラー&グリーンとの交渉に直接関与していなかったようだが、アルブレットは彼らがショーランナーという役職から降りただけで、番組を辞めたり、解雇されたわけではないと説明している。
また、アルブレットは「ニール・ゲイマンは、伝統的なショーランナーとしての役目に移るでしょう。我々はゲイマンが小説を適切な形でTV化させるためのパートナーを探しています」と、新しいショーランナーについて言及していたが、ゲイマンは自身のTwitterでそれを否定。「『Good Omens(原題)』のショーランナーを務めながら2作品に携わることはできません。しかし、ブライアンとマイケルの時と同様に、新しいショーランナーのそばで本作を作り上げていく予定です」
また、シーズン1でメディアを演じたジリアン・アンダーソン(『X-ファイル』)がシーズン2には出演しないことも明らかになっている中で、イースター役のクリスティン・チェノウェス(『ディセンダント』)も番組を去る可能性があると噂されていたが、この噂については、「私たちが知る限りでは、クリスティン・チェノウェスはまだ私たちの番組に出演してくれる可能性があるはずです」と否定している。(海外ドラマNAVI)
Photo:『アメリカン・ゴッズ』
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