『ショーン・オブ・ザ・デッド』サイモン・ペッグとニック・フロスト、超常現象ホラーTVコメディを企画

『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!』『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』『宇宙人ポール』など数多くの作品で共演し、私生活でも親友であるサイモン・ペッグとニック・フロストが、30分枠のホラーコメディTVシリーズを企画していることを、米Varietyが報じた。

『Truth Seekers(原題)』と題されたこのコメディは、超常現象を調べる3人のチームが活躍する物語。出演者は未発表で、サイモンやニックがチームのメンバーとして出演するのかどうかは分かっていない。

サイモンは本企画について、「毎回、幽霊が出没しそうな場所で冒険するんだ。最初のうちは主人公たちが地元で始めた小さなビジネスにすぎないんだけど、回を重ねるにつれて、物語のスケールが大きくなっていく。未知の謎を描く、分かりやすい話だよ」とコメント。

さらにサイモンは、「(僕らが以前やった)『ショーン・オブ・ザ・デッド』は、ロンドン北部が舞台の話だったけれど、どういうわけか世界中に人気が広がった。ゾンビ映画の"文法"はみんなに分かってもらえるからね」と続け、本企画も広い人気を獲得するだろうとアピールしている。

ソニー・ピクチャーズ・テレビジョンのバックアップを得て制作を担うのは、サイモンとニックが昨年設立した制作会社ストールン・ピクチャー。これまで大作を含む様々な作品に関わってきた二人だが、新会社では過去にとらわれず自由に作品を作りたいという意向のようだ。同社は本企画のほか、今年公開予定のホラーコメディ映画『Slaughterhouse Rulez(原題)』を手掛けている。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』のサイモン・ペッグとニック・フロスト(前列の中央と左)