『グレイテスト・ショーマン』ゼンデイヤ「衣装で最高にクールだったのは○○」

『レ・ミゼラブル』の熱唱で世界を泣かせたヒュー・ジャックマンが、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞を受賞した音楽チームとコンビを組んだ『グレイテスト・ショーマン』が2月16日(金)に公開となる。この度、女優としてだけでなくファッションアイコンとしても注目を集めているゼンデイヤが、自身の衣装についてコメントを寄せた。

本作の衣装を担当したのは『恋するリベラーチェ』でエミー賞を受賞したエレン・マイロニック。今回衣装を手掛ける際の目標を「ロマンスや喜びという空想的な雰囲気を観客に伝えることだった」と語った。彼女の手掛けたゼンデイヤの衣装は、主人公P.T.バーナムを演じたヒューも「ファッション誌VOGUEの表紙を飾れるほど」と絶賛。

『シェキラ!』や『ティーン・スパイ K.C.』でティーンのカリスマ的存在になり、『スパイダーマン:ホームカミング』の熱演で世界中の人々に強い印象を残し、アパレル業界の企業家として時代の先端を行くゼンデイヤ。彼女も「衣装は素晴らしいわ。特に、彼らがやった中で最高にクールだったのは、私にピンクのウィッグを与えたこと。衣装は、とても空想的で細部にこだわっているけど、自分の役をもっと深く理解する上でインスピレーションになったわ」と、衣装が役作りの助けになったことを明かした。

ゼンデイヤが本作で演じた、空中ブランコのパフォーマーでバーナム一座のスターであるアンが、ザック・エフロン演じるフィリップとデュエットを歌うシーンについて、マイロニックは「観客が感情や、音楽、登場人物の人生に呑み込まれ、別世界に運ばれた気持ちになってくれるといいと思っているわ。アンのドレスには、楽しい天真爛漫ぶりが感じられる」と衣装によって、シーンがさらに印象的になっていると語った。

本作を手掛けるマイケル・グレイシー監督はマイロニックを「時に現代的に、時には時代的に、そしてハイ・ファッションでいて常にカラフルなものを創り出そうと惜しみなく努力した」と高く評価。続けて「汗だらけの人たちと何カ月もリハーサルをしてきて、ある時突然、彼らは百万ドルの輝きを見せ始めた。衣装にヘアー、メーキャップはどれも一流でピッタリとふさわしかった。どの人も鏡で自分の姿を見て、どんな役なのかはっきり知ることができた」と撮影当時を振り返った。

歌やダンスはもちろん、衣装にも注目が集まる『グレイテスト・ショーマン』は、2月16日(金)全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

Photo:『グレイテスト・ショーマン』
(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation