ホラーコメディ映画『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』がTVドラマに

世界中の映画祭で観客の人気を集めたニュージーランドのホラーコメディ映画『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』(2014年)。そのTVドラマ版のパイロットが、米FXにて制作されることを、米Hollywood Reporterなどが報じた。

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『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』は、ニュージーランドの首都ウェリントンで共同生活を送る、現代のヴァンパイアたちが主人公となる物語。夜な夜な楽器演奏会やセクシーダンスをして過ごし、愉快な毎日を送っていた彼らだが、ある晩、そのうちの一人、ピーターが大学生のニックにうっかり噛みつき、ヴァンパイアに変えてしまったことから起きる騒動がドキュメンタリー風に描かれる。

オリジナル映画版の監督/脚本/出演を担当したのは、『マイティ・ソー バトルロイヤル』で高い評価を受けたタイカ・ワイティティと、『レギオン』出演や『モアナと伝説の海』での声の出演のほか、コメディアンの活躍も目立つジェマイン・クレメント。本作は制作費160万ドルに対し、世界市場での興行収入は600万ドルと成功を収め、カルト人気を集めている。

TVドラマ化にあたっては、30分枠の番組となり、パイロットの脚本をクレメント、監督をワイティティが担当する。出演は、ケイヴァン・ノヴァク(『デンジャーマウス』『サンダーバード ARE GO』)、マット・ベリー(『スノーホワイト』)、ナターシャ・デメトリウー(『Year Friends』)、ハーベイ・ギーエン(『インターンシップ』)ほか。(海外ドラマNAVI)

Photo:『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』
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