ジョン・マルコヴィッチ、『ビリオンズ』シーズン3に出演決定

『HOMELAND』でお馴染みのダミアン・ルイスと『シンデレラマン』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたポール・ジアマッティという演技派の二人が共演する本格派金融サスペンスドラマ『ビリオンズ』。更新が決まった同作のシーズン3に、実力派俳優ジョン・マルコヴィッチ(『クロスボーンズ/黒ひげの野望』『バーニング・オーシャン』)が出演することが明らかになった。米Varietyらが報じている。

本作は、世界金融危機の舞台裏を描き、米HBOドラマにもなって大反響を巻き起こした『トゥ・ビッグ・トゥ・フェイル(原題)/Too Big To Fail』の原作を執筆したアンドリュー・ロス・ソーキンを製作ならびに脚本家として迎えた話題作。ウォール街を舞台に、ダミアン扮するヘッジファンド操作の黒幕ボビー・アクセルロッドと、米連邦検事チャック・ロードス(ポール)が、数十億ドルをめぐり熾烈に争う姿を描いている。

ジョンはシーズン3で、ロシア大富豪のグリゴール・アンドロフを演じる。ジョンは1998年の映画『ラウンダーズ』でテディー・KGBというロシアギャングを演じたことがあるが、同作の脚本は、『ビリオンズ』も手がけるクリエイターのデヴィッド・レヴィーンとブライアン・コッペルマンが執筆したものである。

レヴィーンとコッペルマンは、「ジョンは、我々が製作した映画『ラウンダーズ』と『ノックアラウンド・ガイズ』(2002年)に出演してくれており、今まで長い事一緒に仕事をしてきました。テディー・KGBを演じてくれたジョンが、今回『ビリオンズ』に出演してくれることに、とても興奮しています」と述べている。

『ビリオンズ』シーズン3は、3月25日(日)に米Showtimeにてプレミア放送予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:ジョン・マルコヴィッチ
(C)FAM012/FAMOUS