『スタトレ』ザッカリー・クイント、レナード・ニモイの後を継いで超常現象番組の司会進行役に

『スター・トレック』リブート映画シリーズで、レナード・ニモイの後を継いでスポックを演じているザッカリー・クイント。そのザッカリーが、やはりレナードが司会進行役を務めた超常現象番組『In Search Of...(原題)』のリバイバル版で、司会進行・製作総指揮を担うことを、米Hollywood Reporterなど複数メディアが報じた。

世界中の未解明現象を紹介したオリジナル版の『In Search Of...』は、1973年に特別番組としてスタート。当初ナレーションを担当したロッド・サーリング(『トワイライト・ゾーン』)がこの世を去ったのち、1977年から1982年にかけて放送されたTVシリーズでは、レナードが司会進行役を務めた。また、2002年放送のリバイバル版では、『X-ファイル』のスキナー役で知られるミッチ・ピレッジが司会進行役を務めたこともある。

今回のリバイバル版は、米ヒストリーチャンネルの放送に向けて10話制作。エイリアンとの遭遇や、不可思議な生物、UFO目撃事件、時間旅行、人工知能を題材として、世界最大の謎にまつわる真実を探求する内容となる。また、超常現象の目撃者/研究者のインタビューや、実演/実験シーンも盛り込まれるということだ。製作総指揮にはザッカリーのほか、ベン・シルヴァーマン(『アグリー・ベティ』『ジェーン・ザ・ヴァージン』)、ハワード・オーウェンズ(『ロア ~奇妙な伝説~』)ほかが名を連ねる。

製作発表にあたり、ザッカリーは「オリジナルシリーズの放送から40年の間に発達した科学技術を用いて、『In Search Of...』を再創造し新たな疑問や現象を探求することに、とてもワクワクしています。この世を去った友人のレナード・ニモイと同様、私たちが住む世界ひいては宇宙への飽くなき好奇心に敬意を表し、その好奇心を永続させていきたいと思っています」とコメントしている。(海外ドラマNAVI)

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ザッカリー・クイント (C) AM008/FAMOUS
レナード・ニモイ (C) NYPW/FAMOUS