大人気サスペンスコメディドラマ『デスパレートな妻たち』(以下『デス妻』)で、リネット・スカーボ役を演じたフェリシティ・ハフマン。演技派の彼女が、映画『ゲット・ショーティ』にインスパイアされたドラマ版シーズン2に出演することが明らかとなった。米TV Lineが報じている。
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エルモア・レナードの同名小説を下敷きにした1995年の映画版は、映画マニアの借金取り立て屋(ジョン・トラヴォルタ『アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件』)が、ハリウッドで映画製作に乗り出そうと騒動を起こすオフビート・コメディ。
米Epixのリブート版『Get Shorty(原題)』シーズン2でフェリシティが演じるのは、母性本能が強いFBIの上官クララ・ディラード役。「ヒッピーのセラピストと、FBI初代長官ジョン・エドガー・フーヴァーを合わせたらクララになる」と表現されていることから、かなりユニークな役柄のようだ。彼女は、犯罪組織とリーダーのアマラ(リディア・ポルト)を監視する任務を課せられるという設定で、数話にわたり登場する。
ドラマ版で、主役マイルス・ダリーを演じるのはクリス・オダウド(『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』『Girls/ガールズ』)。その相棒リック・モアウェザー役に、レイ・ロマノ(『Hey!レイモンド』)がキャスティングされている。
フェリシティは『デス妻』を卒業後、『フレンズ』のジェニファー・アニストンと共演した未公開映画『Cake ケーキ ~悲しみが通り過ぎるまで~』、『君が生きた証』といった作品に出演して映画界でも活躍。その後、重厚な犯罪法廷ドラマ『アメリカン・クライム』に出演していた。
10話構成となる『Get Shorty』シーズン2の放送開始日は、現時点では未定。
Photo:『デスパレートな妻たち』
© ABC Studios