全米で2018年前後に始まる注目ドラマの予告編をお届けする本連載。9回目の今回は、WOWOWプライムにて3月24日（土）より日本初放送となる、人気犯罪捜査ドラマ『キャッスル～ミステリー作家は事件がお好き』でケイト・ベケット刑事を演じたスタナ・カティックが主演を務める米Amazonの新作クライム・スリラー『アブセンシア～FBIの疑心～』をご紹介しよう。
主人公は、ボストンで悪名高き連続殺人犯を追い続けていたFBI捜査官のエミリー・バーン。捜査の途中で忽然と姿を消した彼女は死んだと思われていたが、6年後に森の中にある小屋で瀕死の状態で発見される。6年もの間、彼女に一体何があったのか。エミリーが姿を消している間に夫は再婚し、息子は自分のことを忘れていた。そんなエミリーは、ある殺人事件で自分が疑われていることを知り...。
スタナがエミリーを演じ、その夫役は『ゴシップガール』『グッド・ワイフ』『BONES』といった人気ドラマにゲスト出演し、『キャッスル』でスタナとも共演歴があるパトリック・ヒューシンガー。息子フリン役はパトリック・マコーリー（『死霊館 エンフィールド事件』）、連続殺人犯コンラッド役はリチャード・ブレイク（『バーバリアンズ・ライジング ～ローマ帝国に反逆した戦士たち～』）、後妻のアリス役はカーラ・テオボルド（『ダウントン・アビー』）が務める。さらに、ニール・ジャクソン（ドラマ版『スリーピー・ホロウ』）、エンジェル・ボナンニ（『フロントライン・ミッション』）、ラルフ・アイネソン（『ゲーム・オブ・スローンズ』）、ブルーノ・ビチル（『ナルコス』）などが出演。
脚本＆製作総指揮はマット・シラルニック（『Paid in Full（原題）』）、監督はオーデッド・ラスキン（『Special Ops（原題）』）が務める。また、スタナは主演のほか、ラスキンらとともに製作総指揮も務める。
予告編は、6年前にFBI捜査官のエミリーを殺害した罪で、コンラッドが有罪判決を受ける場面から始まる。エミリーの夫であり同じくFBIで働いているニックは、それから6年後、何者かから"彼女は生きている"と電話で知らされる。ニックは説明された森の中の小屋を捜索し、水槽を発見。その中にエミリーはいたが瀕死の状態だった。のちに回復したエミリーは、夫がアリスという女性と再婚して自分の息子フリンと暮らしていること、フリンが自分を分からないことにショックを受ける。やがて自分を襲った犯人の捜査に取り組むが、ある殺人事件で遺体の爪から自分のDNAが見つかり、容疑者として疑われていることを知る。幸せな家族の母親から一転、殺人事件の容疑者となり、築き上げてきたもの全てを失ったエミリー。自作自演を疑われ、身の潔白を証明しなければならない立場に置かれる彼女は、どうやって人生を取り戻していくのか...。
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— Absentia (@AbsentiaSeries) 2018年1月27日
イスラエルのテル・アビブに拠点を置く製作会社がプロデュースし、ソニー・ピクチャーズ・テレビジョンの傘下であるAXNチャンネルにて昨年9月よりスペイン、ロシアなど15ヵ国で放送開始された本作。スペイン、ポルトガル、ルーマニア、ポーランドでは2017年秋スタートの番組として最高の成績を記録したという。そんな本作は、未公開の話題作をどこよりも早く日本初公開する"WOWOWプレミア"として全10話がWOWOWプライムにて3月24日（土）、31日（土）15：00より放送予定（第1話無料放送）。
Photo：『アブセンシア～FBIの疑心～』
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