『オーファン・ブラック』タチアナ・マズラニー、オフブロードウェイデビュー決定

クローン人間として生まれた女性たちを中心に物語が展開するサスペンス・ドラマ『オーファン・ブラック 暴走遺伝子』(以下『オーファン・ブラック』)。同作で一人何役ものクローンを演じ、第68回エミー賞主演女優賞を見事受賞したタチアナ・マズラニーが、オフブロードウェイデビューを飾ることが明らかになった。米Deadlineらが報じている。

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今回タチアナが出演するのは、2008年にピューリッツァー賞戯曲部門を受賞した脚本家で俳優のトレイシー・レッツ(『HOMELAND』)著書の「Mary Page Marlowe(原題)」の舞台版。タチアナはその他4名の俳優とともに、タイトルにあるMary Page Marloweという女性の、ある年齢の一時期を演じる。Maryは、どこにでもいそうな、オハイオ出身の経理を務める女性。喜びや痛み、成功と失敗を重ね、記憶にとどまっていない過去の一瞬一瞬が、いかに忘れられない人生を作り上げていくのかを伝えていく物語。

カナダ人であるタチアナは、10代の頃からカナダの舞台で活躍してはいたが、ブロードウェイへの登壇は初めて。今回の舞台は、トニーカイザーシアターという小規模な劇場で、オフブロードウェイとなる。6月19日(火)よりプレビュー公演、本公演は7月12日(木)からスタート。またタチアナは、2013年ボストンマラソン爆弾テロ事件で両足を失った実在の人物を描いた映画『ボストンストロング〜ダメな僕だから英雄になれた〜』(5月11日(金)公開予定)で主演のジェイク・ギレンホール(『ナイトクローラー』)と共に出演している。舞台の上演スケジュールなどは、現時点では未定。(海外ドラマNAVI)

Photo:タチアナ・マズラニー
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