『ロブスター』でアカデミー賞脚本賞ノミネート、そしてカンヌ国際映画祭3度目の受賞となる奇才ヨルゴス・ランティモス監督・脚本作品『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』が現在公開中だ。本作に出演し、『ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~』ではエミー賞主演女優賞にも輝いたニコール・キッドマンのインタビュー映像が到着した。
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『聖なる鹿殺し』の主人公は心臓外科医のスティーブン。美しい妻と健康な二人の子どもに恵まれ、郊外の豪邸に暮らしていた。スティーブンには、もう一人気にかけている少年がいた。その少年を家に招き入れたときから、家族のなかに奇妙なことが起こり始める。子どもたちは突然歩けなくなり、這って移動しなければならなくなる。そしてスティーブンはついに容赦ない究極の選択を迫られる...。
コリン・ファレル演じる主人公の妻役を演じたニコールは、役作りの為に大幅に体重を増量したコリンに対して、鍛え上げられた腹筋や肉体美を披露している。また、同じくコリンとの共演作である『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』の2作品で昨年、特別に創設されたカンヌ国際映画祭70周年賞を受賞している。
到着したインタビューで、「強烈だったわ」と本作について語るニコール。「彼のようにパワフルな映画監督とカンヌに来られたのも、役者として嬉しかったし。役者の良し悪しは映画監督の腕にかかっているから、彼のような人と一緒に働けるのは役者としての喜びだし、映画の成功を願うのは当然のことでしょう。まず、監督から出演オファーをもらってとても光栄だったわ」と、ランティモス監督作に出演出来た喜びをあらわにした。
インタビューでは、本作を見たニコールの夫で歌手のキース・アーバンの感想や、ランティモス監督の仕事のスタイルなど明かしているので、ぜひチェックして欲しい。
『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』は新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷他にて公開中。(海外ドラマNAVI)
Photo:『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』
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