刑事ドラマと刑務所でお馴染み!あの「箱」と「ドロッとした豆」がとってもウマそう!魅惑の海外ドラマ食

海外ドラマのご飯って、なんであんなに美味しそうなんでしょう。いや。マズそうなものもたくさんあるんですが、それがまたいい感じにマズそうで、ぜひ食べてみたい! と思ったことのある方は多いはず。今回は海外ドラマ食の代表格、例のアノ「箱」と「ドロッとした豆」をご紹介します。

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■ご存知、アノ箱!

ドラマ・映画の中のアメリカ食といえば、やはりあの紙箱!
細い取っ手が付いていて、バケツのような形、お寺みたいな絵が描いてあるアレです。アレは、テイクアウトの中華です。中身は焼きそばだったり、チャーハンだったり、お惣菜だったり。アメリカの人たちはファスト中華をお持ち帰りするのが大好き。日本的な感覚では「それ、箱から直接食べるの!?」というショックもありますが、なんともファストな感じに憧れちゃったりもします。ただし残念ながら(?)ちゃんと箱から出して食べる家庭も多いのだとか。

■アメリカンチャイニーズは肉多し!

またお店では、全ての料理をあの箱に入れるわけではありません。お弁当箱型の紙箱など、いくつかの形やサイズの容器が用意されています。お米・惣菜・点心を定食のようにランチボックスに詰めてもらったり、焼きそば単品を例の箱から食べたり、例の箱に入れたお惣菜を何種類も買って家族で中華パーティーをしたり、自由に楽しむことができるのが、ファストなアメリカンチャイニーズです。

ちなみにアメリカンチャイニーズは、ソースを絡めた肉や、揚げた肉や、揚げた肉と野菜を炒めたものや、とにかく肉豊富。餃子やシュウマイ的な点心もワンパクなほど揚げてあったり。ミックスベジタブルなどアメリカ的な付け合わせもあったりと、日本の中華屋さんとはちょっと違います。でも、日本人がアメリカ旅行でパンに飽きた時、中華テイクアウトはとってもおすすめ。日本食より安く、お米とおかずというフォーメーションで食べられますし、醤油的風味が日本のお腹を満足させてくれます。

■ワンプレートのドロっとしたやつ

家族が集まる食事。テーブルの真ん中にはデカイ肉料理。そして、いくつかの付け合せのボウルが手から手に回され、一人ずつ自分のプレートにとっていく...というシーンがドラマによくあります。また刑務所ドラマでは、よく意地悪な食事係がドロッ! と、謎のゲル状料理たちを四角いプレートに盛り付けています。ハッピーな家庭料理と刑務所のご飯を並べるのもなんですが、ワンプレートにメインもサイドも全部ノセするのは、どちらも共通。とってもアメリカ的な食事スタイルです。

そんなワンプレート食のときに、ドロっとビシャっと盛られる、あの茶色いサイドメニューはなんだろう?...ということで、茶色い料理は数あれど、今回は刑務所ドラマでも定番中の定番お惣菜「ベイクドビーンズ」をご紹介します。

「ベイクド」というだけあって本来は豆とソースをオーブンで蒸し焼きにする料理です。が、実情はほぼほぼ煮豆。豚肉やベーコンが入ると「ポーク&ビーンズ」と呼ばれることもあります。味は地域や家庭によっても違いますが、多くはブラウンシュガーが効いていて、トマトやバーベキューソースの風味。日本人の感覚で想像するより甘く、インパクトのある味わいです。アメリカの家庭では缶詰をそのまま使ったり、味付けの缶詰に家で少々アレンジを加えることも多いと言います。

似たものを日本でも作るなら。白いんげん豆の缶詰を、トマト缶やベーコン、お砂糖、バーベキューソースなどと一緒に煮込むだけ。最初にベーコンと玉ねぎのみじん切りを炒めておいたり、少しのメープルシロップを加えると、さらにコクが出ます。ステーキやポークソテーの付け合わせに重宝するので、試してみてくださいね!(海外ドラマNAVI)

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Photo:『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』
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