1992年に公開され大ヒットを記録した、エディ・マーフィ主演のラブコメディ映画『ブーメラン』。同作が、アフリカ系アメリカ人向けのケーブルチャンネル、ブラック・エンターテイメント・テレビジョン(以下BET)にてTVシリーズ化されることが分かった。米The Hollywood Reporterほかが報じた。
BETはオリジナル映画をベースに10話構成のシリーズを企画しており、プレイボーイな主人公が新任の女性上司に一目惚れするところから巻き起こる職場恋愛がテンポ良く描かれる。脚本家やプロデューサーはまだ決まっていないようだが、舞台は現代に移され、ジェンダー問題や、X世代とミレニアル世代が一緒に働くことで起こり得る衝突などが盛り込まれるようだ。
オリジナル版には主演のエディのほか、クリス・ロック(『Empire 成功の代償』)、ハル・ベリー(『エクスタント』)、デヴィッド・アラン・グリア(『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』)、マーティン・ローレンス(『ビッグママ・ハウス』)、歌手のグレイス・ジョーンズ、アーサ・キット、ティシャ・キャンベルらが出演。ボーイズIIメンが歌ったサウンドトラック「End of the Road」は大ヒットを記録した。(海外ドラマNAVI)
Photo:エディ・マーフィ(写真は2006年のもの)
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